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小さな力を集めて相互に助け合う - SMA (Small Mutual Aid)について


①SMA (Small Mutual Aid)とは?

・個人が集まり、各自の目標を達成するために仲間を募り、相互に助け合うことを目的とした集りです。

・何か新しい取り組みを始めたい人に、コミュニケーションの場と気の合う仲間の両方を提供します。

・人生の中でどうしてもやってみたいことがある人、一人では達成が困難だと思われることを実現したい人、仲間を集めて楽しみたいことがあるがどこに仲間がいるのかがわからない人も、それぞれのちょっとした興味・知識・得意分野を集めれば、きっとあなたの人生は豊かなものになります。

・20年以上前から活動を継続している活動母体(最盛時の会員数250名程度)があるのですが、高齢化が進んでなかなか若いメンバーが集まらなくなってしまったため、Discord上でSMAを新規に立ち上げようとしています。活動母体の会員数を増やすために別のDiscordサーバーを立ち上げていたのですが、「Discordは難しすぎて何ができるのかよくわからない」「登録会費を0円にするなど考えられない」など高齢者ならではの様々な阻害要因や反対意見があり、うまくいきませんでした。(旧活動母体は、1人年間数千円の活動会費を徴収することが前提となっていました。)


②どのような人たちが集まるのでしょうか?

・やりたいことがあるが、どうやって仲間を集めたらいいかわからない人たちが協力者を探しやすくします。

・現時点では自分から率先して何かを始めたいと考えているわけではないが、他の方々の様々な考えを聞いて、自分でも興味を持てたら協力したいという人が参加します。

・助けてもらうだけではなく、「困っている人」や「何かを始めたい」という人に積極的に関わり、「相互に(mutual)」助け合うことを目指します。


③組織としての目標はありますか?

・組織として何かを実現することを目的とするものではありません。メンバーが互いに協力し合うことによって、各自が実現したい目標により早く近づくためのコミュニケーションの場を提供します。

・方向性としては、「生涯学習」「ボランティア」「生き甲斐の探求」「居場所の発見」を目指します。

高齢者の知識や経験を、若い世代や子供世代に伝承できるような活動も増やしていきたいと思っています。リアルの活動母体の方では、この点がなかなかうまくいっていません。。。


④「メンバーが互いに協力する場」というのは、具体的にはどのようなものですか。

・コミュニケーション手段として、Discordを活用します。
  Discordサーバー招待コード:tk92bUHJ59
  https://discord.gg/tk92bUHJ59

・SMAのメンバーになる(SMAのDiscordサーバーに登録する)のは、完全に無料です。

・SMAメンバーは、それぞれが「自分のやりたいこと」を自由に提案することができます。もちろん「やりたいこと」には、社会貢献・ボランティア・趣味の仲間集めなど、様々な内容が考えられますが、公序良俗に違反する内容を除外するために、承認・登録制(SMA管理者が承認した活動だけが登録されます)としています。活動会参加者に参加費用以外の対価を求めない活動会(「社会貢献活動」や「ボランティア活動」)のリーダーには、活動会参加費用として徴収したSMA予算の中から、活動会参加者数に応じた金額の補助があります。(下記⑤-8参照)


⑤例えば私が、「東京近郊で登山同好会を始めたい」と思った場合、何をすればいいですか?

・SMAのメンバーには、「何かを始めたいと具体的に考えている人」ではなく、「何かを始めたいがどうやって同じ思いを持っている人を集めれば良いかわからない」という人がたくさん登録していると考えてください。

【活動開始までの手順】

  1. SMAのDiscordサーバーに登録する。(登録料は無料)
      Discordサーバー招待コード:tk92bUHJ59
      https://discord.gg/tk92bUHJ59

  2. Discordに関しては、下記のnote記事の説明がわかりやすいと思います。
      便利なツールの紹介(001)- Discord|新(Shin)

  3. Discordには、Lineと同様のチャットやファイルを共有する機能、ZoomやTeamsと同様のオンライン会議や講演会を行える機能があり、同じ目的をもった人たちが集まったグループ(これを「活動会」と呼ぶことにします)を作成することができます。(活動会の参加メンバーだけに情報を公開するプライベートなチャンネルを作ることもできますし、SMAのDiscordサーバー登録者なら誰でも見られるようなオープンなチャンネルを作ることもできます。)

  4. 何かやりたいことができた人は、SMAのDiscordサーバー管理者に対して、EmailあるいはDiscord上で管理者にメッセージを送り、認証を受けます。
    ⇒ Discordサーバー上で連絡可能

  5. 問題のない活動会であると承認された場合は、SMAのDiscordサーバー上に、カテゴリ(活動会)が作成されます。1つの活動会に対して、1つのカテゴリが割り当てられます。この際に、活動会の発起人は「東京・登山同好会のリーダー」として登録されます。

  6. 新しい活動会に参加したいと考えた人は、「活動会参加費用」が発生します(月会費100円程度を予定)。つまり、「やりたいことが見つかるまで」は完全無料、「やりたいことが見つかった以降」に初めて「活動会に参加するための費用」が発生します。複数の活動会に参加する場合には、活動会毎に参加費用がかかります。集金はオンライン上での自動集金(SQUARE(※)などの会費徴収システムを利用)となります。「参加費の納付」が先になりますので、「申し込みがあったのに費用の振り込みがなかった」といった詐欺的な行為は防ぐことができます。この参加費用は、SMAのサーバーやホームページの運用費用、SNSへの宣伝・広告費用、自動集金システムの開発・管理費用などを含めた事務手数料(SMA活動の運営維持費)として利用されます。気の合う仲間と知り合い、無料でコミュニケーションの場を利用できることに対する費用とお考え下さい。決して「儲けること」が目的ではなく、「多くの人に意味のある場を提供・維持・管理し、広く知っていただくための広告・宣伝費用」だとご理解ください。また、最低限の費用を初期段階で徴収することで、「迷惑な参加者」を排除する効果がかなり期待できるとされています。(ネットで嫌がらせをする人は、自分のお金を掛けてまで嫌がらせをするとなるとその数が極端に減るとされているため。)宣伝方法としては、当面はFacebook,X,SMAホームページの3つですが、予算によっては他のSNSにも拡大予定です。参加費用を有料とすることには賛否両方あるのは当然ですが、SMAでは、仲間を集めるのに「最低限の費用」を掛ける価値のある活動会を支援します。

    ※「SQUARE」について
    Square(スクエア)| 初期費用無料のキャッシュレス決済、POSレジ
     

  7. 活動会への参加費用の納付が確認された新メンバーは、それ以降、参加した活動会のチャンネルの中身を全て見ることができる「ロール(役割)」が付与され、活動会に参加している他のメンバーとチャットやオンライン会議を行うことができるようになります。オープンチャンネルは、SMAのDiscordサーバーに登録した人が誰でも閲覧可能です。プライベートチャンネルの内容は、活動会の参加者だけが閲覧可能となります。基本的には、活動会への参加後は、リーダーに対してある程度の個人情報(ニックネーム、Emailアドレス、必要に応じて任意で本名、性別、年齢、住所、電話番号等)を提供し、各活動会内だけで閲覧できる名簿を作ることをお勧めしています。(ただし、各活動会のリーダーは、本名、住所、電話番号をSMAに提供することに同意したものだけがなることができます。)

    ※SQUAREはクレジットカード払いのみですので、活動会参加費の支払い時に、SMAの管理者のみ活動会参加者の氏名とEmailアドレスを把握しています。(トラブル対応の理由以外では、入手した情報を調査機関あるいは他者に提供することはありません。)
     

  8. 活動会の中で「社会貢献活動」あるいは「ボランティア活動」と認定された活動会のリーダー(複数名の場合あり)は、SMAから活動費用の還元があります。基本的な考え方としては、「①自身の活動会参加費の全額還元 + ②活動会参加者から徴収した活動会参加費の10~25%の還元」となります。
     ●活動会参加者数が  30名以下:10%還元
     ●活動会参加者数が  90名以下:15%還元
     ●活動会参加者数が210名以下:20%還元
     ●活動会参加者数が450名以上:25%還元
     
    (例)参加者数が300名の活動会で、活動会参加者から100円/月を徴収する活動会をリーダー1名で行っている場合:
      300(人)×100(円/人)×0.2÷1+100(円)=6,100(円)
    (例)参加者数が500名の活動会で、活動会参加者から100円/月を徴収する活動会をリーダー3名で行っている場合:
      600(人)×100(円/人)×0.25÷3+100(円)=5,100(円)
    が、毎月リーダーに還元されます。(リーダーが複数いる場合は、「②活動会参加者から徴収した活動会参加費」からの還元部分はリーダーの人数割になります。還元方法は、PayPayあるいは手数料負担を引いた銀行振込です。)これらの還元額はSMAからの還元額であり、それぞれの活動会のリーダーは、活動にかかる実費(例えば音楽サークルがスタジオ費用を頭割りして借りる場合など)については、これとは別に独自に金額を設定して活動会参加者から自らの責任で集めることになります。
     
     少額とは言え「ボランティアなのにお金を貰ってよいのか」という考え方はあるかもしれませんが、「リーダーの雑務費用+モチベーションアップのための対価」あるいは「活動を活性化するための奨励金」という風にお考えください。

     活動会の活動費用として、クラウドファンディングや寄付を受けるなどの活動は各活動会のリーダーの独自の判断で進められるものとしますが、トラブルを防止する目的で、リーダーの本名、住所、電話番号をSMAが確認することを必須としています。
     

  9. 活動会が発足するまでと、発足後の会員の維持管理がSMAの仕事になります。発足後は、SMAはコミュニケーションの場を提供するだけ(+必要に応じて各活動会の活動実費費用の徴収)となり、各活動会のリーダーが全ての権限をもって進めることになります。活動会のリーダーは、どのような活動を行いたいかをチャンネル内で詳細に記述します。規約を定めることもできますし、次の活動内容をアナウンスし、「活動会費用」として月会費や年会費を集めることもできます(会費制,寄付,クラウドファンディングなど)。活動会費用の集金方法は、活動会のリーダーが集合時に現金で徴収するなど自由に決めることができますし、SMAのDiscrodサーバー管理者に依頼して、オンラインでの集金を依頼することもできます。


⑥他にどのような活動会が考えられますか?自分がリーダーになれるか考えたいので、事例をたくさん教えてください。

※大きく分けて、次の活動会パターンがあります。

【活動パターン】

(1) ボランティア・社会貢献活動パターン
・具体的な達成目標に対して、参加メンバーが奉仕することを基本とする活動会。
・クラウドファンディング、寄付等による活動資金集めが可能。
・最低限の活動参加費用を参加者から徴収。
・リーダーには、SMAの活動資金から補助があります。

(2) 意見を交換する・話を聞いてもらう活動パターン
・自分の意見を話す、他人の意見を聞く、愚痴をこぼす、悩みを聞いてもらうなど、参加メンバーで語り合う・意見を交換する・つぶやく活動会。
・SMAの登録費用も、活動会の参加費用も完全無料。
・リーダーは特に不要で、活動の場所だけを確保することも可能。

(3) 参加メンバーにとって「価値のある情報交換」「価値のある行動」のために協力しあう活動パターン
・この活動パターンが最も一般的(主流)になると思われます。
・(2)の活動パターンとの違いは、(2)は一般的な情報交換であるのに対し、(3)はリアルで集会を行ったり、情報の価値が参加者にとって「有料級」であるという違いがあります。
・(2)の完全無料の活動会の中でメンバーを限定し、(3)の活動を並行して行うことも可能です(活動会費を払った人にだけ「価値のある情報を提供する」というパターン)。
・最低限の活動参加費用を参加者から徴収。
・実際の活動にかかる費用は、リーダーが自由に設定することができる。

(4) 特定の目的のために資金を分担する活動パターン
・1人ではコストがかかるが、複数人の仲間を集めてコスト負担の削減を目的とする活動。
・リーダーが、活動会の参加費用の詳細を決定することができる。活動会の参加費用をあらかじめ含めた形で参加費用を決定する。
 

【活動会の具体事例】

(A)「趣味に関する活動会」の事例

・推しメンの応援団 --- (2)(3)
・東京都墨田区のソフトボールチーム結成 --- (3)
・東京の穴場デートスポットを紹介する会 --- (2)(3)

(B)「ボランティアに関する活動会」の事例

・北陸地方のボランティア活動支援団体 --- (1)
・オンライン無料学習塾 --- (1)
・子供向け無料Python講座 --- (1)

(C)「生涯学習に関する活動会」の事例

・時事英語の勉強会 --- (3)
・全員合格を目指す宅建講座 --- (3)
・俳句・短歌の会 --- (3)

(D)「ちょっとした困りごとに関する活動会」の事例

・地域ごとの助け合いメンバー募集(子育て、介護など) --- (2)(3)
・「このアプリを共同購入して利用しませんか」といった募集 --- (4)
・「SNOW MANのチケットが当たったら相互に融通しませんか」の会 --- (2)(3)
・Duolingoのファミリープランを一緒に勉強する仲間募集 --- (4)

(E)「講師としての活動会」の事例

・各種オンラインコンサルティング --- (3)
・各種有料カウンセリング --- (3)
・生成AI活用講座 --- (3)

(F)「情報交換としての活動会」の事例

・野鳥の棲息場所を具体的に教え合う会 --- (2)(3)
・世の中のお得情報を相互に交換し合う会 --- (2)(3)
・静岡市内の行きたくなるカフェ情報 --- (2)(3)
・お気に入りのグッズへの愛を語る会 --- (2)(3)


⑦SMAで仲間を探すメリットは何ですか?

・SMAの名前の由来である”Small Mutual Aid”は、「相互に小さな助け合いを行う」という意味があります。「自分も何か役に立つことをしたい」「もっと同じ趣味をもつ仲間を集めたい」といったモチベーションのある人たちの集りですので、やりたいことを実現する近道になると考えています。

・SMAのDiscordサーバー上では、無料でチャット機能、オンライン会議機能、ファイル共有機能などを利用することができますので、活動を開始する際に新たなインフラを用意する必要がなく、すぐに登録メンバーとのコミュニケーションができるようになります。活動会の内容によっては、Discordサーバー上だけで活動を推進することもできます。

・SMAの登録メンバーは、SMAがDiscordサーバーやホームページによって集めたメンバーにアクセスできるようになりますので、個人で宣伝・広告費をかけずに目的に沿った人を探すことができる(探せる確率が高くなる)ようになります。

活動会に参加しなければ入手できない貴重な情報を、いち早く入手できるようになります。例えば、珍しい野鳥を撮影することが趣味の人たちにとって、「どこのどの辺りにどんな鳥が巣を作っている」といった情報は、一般的にはWEBで検索しても出てきません(野鳥保護の観点から、普通は公開しないため。)こういった情報を、「メンバー間でだけ」共有しあうための環境を容易に作ることができます。


⑧あとがき

※2024年10月22日に書いている記事ですが、現時点ではSMAの会員はおらず、活動会も発足していません。この構想が広がっていくためには、まずは無料のSMAのDiscordサーバーの登録者数が増え、各自が何をやりたいかの議論が徐々に高まっていく必要があります。

※ここで生まれた「活動会」の種類が増え、規模が徐々に大きくなり、起業や団体の設立につながれば、SMAを発足した意義が達成されたと言えます。ご興味のあるかたは、是非”SMA(Small Mutural Aid)”の活動に首を突っ込んでみてください。

※賛同いただける方、読んでみたが何がやりたいのかよくわからなかった方、何か具体的に始めたい活動がある方、コメント欄にご意見いただければ回答させていただきます。


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