呑気なミドサーに忍び寄る大殺界の幕開け
心身健康に呑気に生きてきたワーママです。
2人目妊娠を期に、全胞状奇胎→侵入奇胎となり現在人生シフトチェンジ中。
胞状奇胎は女性なら誰でもなるリスクがあるそうです。私の経験が少しでも参考になれば幸いです。
これまでの私達
2020年に1人目を出産。
1歳を過ぎてから職場復帰をし、慌ただしくも愉快で楽しい充実した日々を送っていた。
心の中では年齢の近い第二子に憧れていたものの、職場への恩義から最低でも復職1年間は今の仕事を全うしようと決めていた。
時折舞い込む友人からの第二子報告に少し焦りを感じながらも、産後の不調やお互いの激務を理由になんとな〜く時は過ぎ、気付けば3年が経過していた。
夫の海外赴任と第二子妊娠
半年かけて打ち合わせをしてきた夢のマイホームの完成まで残り5ヶ月を切った頃、夫に海外転勤の辞令が出た。
出国は2ヶ月後。
新居の引き渡しや自分の仕事もありしばらくは帯同できない。この機会を逃せば第二子もどんどん先延ばしになってしまうと決心し、前向きな話し合いの末に数年のレスを夫婦で乗り越えた。
幸いなことに、残された2回のチャンスで検査薬が陽性となり、夫の出国直前に第二子を授かった。
妊娠の経過
夫を涙ながらに見送った後、6週目には胎嚢を確認。
この時胎嚢らしき影が二つあったが、双子もしくは1/3の妊婦に見られる初期の血腫の可能性もあるとの説明を受け暫しソワソワ。
8週目には心拍も無事確認出来、片方は双子ではなく血腫との診断になった。
1人目の時は妊娠も出産も(酷いつわり以外は)順調な経過を辿って来た為、今回も心拍確認まで乗り越えさえすればあとは順調だろうと軽く考えていた。
安定期まではワンオペワーママをしつつ日本でこまめな定期検診を受け、時が来たら退職し帯同して海外出産に臨もうという計画だった。
束の間のひとときに忍び寄る足音
元気な心音と胎児の様子に安心して、ゴールデンウィークは予定通り子供と両親と共に南の島でのんびりリフレッシュ。悪阻に襲われながらもゆったりした時間を過ごし束の間の休息に心癒された。
しかしながら、妊娠出産は奇跡の連続。
現実はそう簡単に目論見通りには進まないことをこのあと早々に思い知る。
9週目の壁とやら
ゴールデンウィークが終わり、退職までの残り数ヶ月間ワンオペ頑張るぞ〜と気合いを入れなおした5月8日。
上司に許可をとり仕事の合間に軽い気持ちで定期検診へ行くと、赤ちゃんの心拍が止まっていた。
異常妊娠だった。
南の島の幸せな気持ちから一転。あれよあれよと話が進み、翌日には日帰りで流産手術を受けることになった。
そして、これはまだ序章に過ぎなかった。
つづく👇