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ブラジル小話の中の各国キャラクター

先日は
ブラジルの小話の中で金髪女性は
おバカキャラだと書きましたが、

小話ですから、他にも
いろいろなキャラクターが登場するわけで、

中でも他民族国家のブラジルならではの
「▢▢な○○人」という
キャラクターも多く登場します。

その中でも
古くから定着しているキャラクターには
次のようなものがあります。

そそっかしくてマヌケなことをしがちな
ポルトガル人

がめつい守銭奴の
アラブ人、トルコ人、ユダヤ人など

お高くて女癖の悪い
フランス人

気高く気取った
イギリス人

ゲテモノ食いの
中国人

言葉に癖のある
ドイツ人と日本人率いるアジア人全般

等々で、

ブラジル人といえば、
誰もがどこかしら外国の血が混じっており、

家の中でこそそれぞれの風習があったりはするものの、

一歩家から出れば、

「皆同じブラジル人!」


というスタンスで生活していますから、

○○人の子孫がその場にいるからといったことは気にせず、

おかまいなしで小話を聞かせ合い、

下手すると、

「俺、○○人の子孫だけどさぁ、
こないだ聞いた小話が面白すぎたんで話させてよ!」

などと前置きをしては、
自らの先祖の国の人が
おかしなキャラクターとして登場する
話を平気でしていたりするのです。

🧑🏻‍🦱 👨🏻‍🦱 👩🏻‍🦰👨🏽 👩🏽‍🦱

ちなみに私は
7歳でブラジルに渡り、

その後
12歳、15歳、18歳で一時帰国、

30代で本格的に帰国していますが、

一時帰国の際も、本格帰国の際も、
帰国直後に毎回受けた印象は、

日本人は遊び道具がないと
友達付き合いができない


というものでした。

どういうことかというと、

「△△のコンサート/劇/講演/試合等々があるから」
であれ、
「ボーリング大会をするから」
とかであれ、

何かイベント的なものがあって、
初めて知人同士が会おうということになるという印象で、

一旦会えば、
その「観たもの」や「参加したもの」を
取っ掛かりにして盛り上がる。

当たり前といえば当たり前だし、
今となってはそれでいいとも思うのですが、

当時の私の目には、

会うことより
その口実となるイベントなりなんなりにお金を費やすことが
目的のように感じてしまい、

「日本人と付き合うのって、やけにお金がかかるなぁ~。
そこへいくと、
たとえ塀や歩道に座り込んだり
他人の車にもたれかかったりしているだけだったりでも、
一銭もお金を使うこともなく何時間も話し込んでいられる
ブラジル人て天才かも?!」

と思っていました。>爆!

また、
当時日本に住んでいた日系人の知人は、

「日本人はこちらの年齢や立場を聞きとってからでなければ
ロクに雑談もできない。
目上か目下で言葉遣いが違うからってことも
あるんだろうけれど、
どうもそれが嫌でねぇ~…」


と、ぼやいていました。

🧑🏻‍🦱 👨🏻‍🦱 👩🏻‍🦰👨🏽 👩🏽‍🦱

というわけで、

そんなブラジル人にとって
なくてはならない小話ということで、

今回もいくつかご紹介しますね。

😊😊😊


☆ 臨終を目前にしたトルコ人の話:

【和訳】
臨終を目前にしたトルコ人

サリムは自らの臨終の床にて、
長男を前に古い懐中時計をポケットから取り出して言った。
「息子よ、この時計が見えるか?」
「はい、父さん」
と、息子は目に涙をためて答えた。
「この時計は私の曽祖父のものだった。
それが祖父、父、そして私に受け継がれて来た。
今度はお前の番だ…。買ってくれるね?」

☆ マヌケなポルトガル人の話:

【和訳】
「ジョアキン、インターネットにはウイルスがいっぱいだから
気を付けてちょうだいよ!」
「心配しなくても大丈夫だよ、マリア。予め防御しているから!」

☆ バイクを盗まれない日本人のなぞなぞ:

【和訳】

Q:「何故日本人はバイクを盗まれないか知ってる?」

A (直訳):「YAMAHA のものを買うからだ」
A (意訳):「買って、縛っておくからだ」

(※ 「YAMAHA」は【イアマーハ】と発音され、
「e amarra【イアマーハ】」(=「そして縛る」)と一致するので、
それらを掛けています。)

☆ もしアダムとイブが中国人だったら…

【和訳】

もしアダムとイブが中国人だったら…

今でも人間は天国にいただろうね。
だって、彼らならリンゴじゃなくてヘビの方を食べただろうから。

最後は「18禁」なので、閲覧注意!!


☆ 家族構成の話

ユダヤ人とクリスチャンとイスラム教信者が雑談をしていました。
ユダヤ人が
「私には子供が4人いる。あと一人でバスケチームができる」
と、自慢げに言うと、
クリスチャンがマウントするように
「私は子供が10人いる。あと一人でサッカーチームができる」
と言いました。
すると、イスラム教信者が
「私には妻が17人いる。あと一人でゴルフコースができる」
と言ったそうな。

こうして今日もブラジル人達の
夜は更けていくのでありました…。

😊😊😊


本日もお読み頂き、誠にありがとうございました!


※ 「飲みながらだったら一晩中でもしゃべり続けちゃうブラジル人」、否、
「成人お祝い 猫」はこたつぶとんさんの作品です。


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