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梅雨だし、6月だしということで…

んっ?!

「『梅雨だし6月だし』でトッポ・ジージョ?!🤔  >笑

そうなんです。
実はブラジル版のトッポ・ジージョが

ジョルジェ・ベンのヒット曲の一つである

「Chove Chuva【ショヴィ・シューヴァ】」(雨が降る)
(※ 日本では「降り止まぬ雨」や「降り続く雨」と訳されることが多い。)
を歌っているので、

動画 ↓ をどうぞ。


それにしても
何故トッポ・ジージョかと?

そうですよね~…。
どう考えたって、元祖ジョルジェ・ベン や、
同じくこれをよく歌うセルジオ・メンデスの方が
断然上手いわけだし…。>笑



いや、
実はちょっと思うことやら、
ふと思い出したことがありまして...。

でもその話の前に、
この「Chove Chuva」の「訳付き歌詞」↓ をどうぞ。

Chove Chuva

                                                                             作詞・作曲:  ジョルジ・ベン

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今日、6月24日
聖ジョアン・バチスタの日 (Dia de São João)」で

ブラジルではこの日を中心に
「6月祭り」こと
フェスタ・ジュニーナ (Festa Junina)」と呼ばれる
冬の田舎祭りが国中のあちこちで開かれ、

田舎風の衣装で踊るフォークダンス、
「Quadrilha  de Festa Junina」
【クァドーリャ・ジ・フェスタ・ジューナ】
を踊ったり、

焚火を焚いたり、
ホットワインを飲んだりして盛り上がります。

また、かつては
(今は禁止されている [ことになっている])
紙気球(balão【ゥン】)
夜空に飛ばすのも、このお祭りの醍醐味とされていました。

2021-06-24 - コピー (2)

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私が子供の頃、
そんなフェスタ・ジュニーナにちなんだ曲を集めた

トッポジージョのレコードがリリースされ、
私も持っていました。

そのレコードがこれ ↓ です。

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ちなみにここに収録された一曲目は

昨日の記事の
仲がいいのか悪いのかわからない
カーネーションと薔薇の歌と同じく

ヴィラ=ロボスの曲で、

何かと火事の原因になりがちな紙気球について
歌ったものなのですが、


あろうことか、

「紙気球よ、落ちてこい、落ちてこい」

と歌っています。

それだけでも今の時代においてはびっくりなのに、

日本人にとっては、
とっても空耳チックで笑ってしまうものなのです。

というのも、

「紙気球よ、落ちてこい、落ちてこい」
ポルトガル語で言うと、

「Cai, Cai Balão」

イ・イ・バゥン】

になるのですが、

「どこが痒いの?!」
突っ込みたくなってしまいますよね。>笑

「Cai」とは「落ちる」や「転ぶ」を表す
「Cair」動詞の
「命令形」と「三人称」双方の変化形なのですが、

これの一人称単数の過去形、
つまり、

「私は転んだ」「私は落ちた」
という意味になる変化形は

Caí【カ―】

になります。 >笑

ですから、
ポルトガル語圏にいるときに、

誰かの悲鳴と、それに次いで

Caí【カ―】!


という声が聞こえたら、

「痒いからって悲鳴をあげないでよ!」

などとは言わず、

直ちに様子を見にいくなり、助けにいくなりして下さい。

転んだかどこかに落ちたかして
怪我をしているかもしれませんので! >爆!

というわけで、

これまた紛らわしいこと極まりない
ポルトガル語の表現を、

6月と子供の頃持っていた懐かしいレコードを絡めて
ご紹介させて頂きました~!

本日もお読み頂き、誠にありがとうございました!

2021-06-24 (3) - コピー

※ 上記は、こたつぶとんさんの作品、「だらだらネコその2」と「ネコ会話
  怒り顔」「ネコ会話 困り顔」を組合わさせて頂いたものです。



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