ポル語の「reclamação」は英語の「reclamation」ではありません!!
土木屋さんや地質屋さんに同行することの多かった
通訳屋の Shiomin ですが、
その土木屋さんや地質屋さんが
現地で勘違いし易かった単語の一つに
「reclamação」
伯葡語:「ヘクラマサゥン」
欧州葡語:「れクラマサゥン」
※ 複数形:「reclamações」( 【~ソンィス】)
というものがあります。
トップ画像では、
ゴキの「ミルトンさん」(笑)が
「アップル」の「Reclamações カウンター」で
お仕事をしていらっしゃいますね。>笑
英語で「Reclamation」とは「埋め立て」を指します。
が、
「ミルトンさん」が座っているのは
「アップルの Reclamações カウンター」です。
最低限「埋め立てカウンター」ってことはありませんよね! >爆!
実は
ポルトガル語において「reclamação」とは、
「クレーム」のことなのです。
つまり、
「ミルトンさん」は「クレーム処理係」だということです。
では、英語の「クレーム (claim)」と語源を共有する言葉はないのかというと
そのようなことはなく、
動詞では「clamar」、名詞では「clamor」というものがあります。
でも、これらは
「言論の自由を訴える」というような場合の
「訴え(愬え)る」/「訴え(愬え)」の意味合いなので、
「製品について文句を言う」ような場合には使えません。
具体的には、例えば
「Pode deixar. Vou lá reclamar.」
伯葡語:【ポージ・デイシャー。ヴォウラー・へクラマール】
欧州葡語:【ポーッデイシャィレ。ヴォウラー・れクラマィレ】
(=「任せておいて。私が文句を言ってくるわ!」)
な~んて言ったりします。(^^)V
というわけで、本日は
アップルの「埋め立てカウンター」ではなく
「クレーム受付カウンダ―」で働く
ゴキのミルトンさんを
ご紹介させて頂きました。
↑
あれっ?!そうだっけ?!?! >爆!
それにしても
トップ画像の「モノ」を作った人は、
何故ゴキで工作をしようなんて思ったんでしょうね~?!
何故「ミルトンさん」なんて名前を付けたんでしょうね~?!
何故「アップル」なんでしょうね~?!
謎は謎を呼びますね! 😅
なにはともあれ、
お読み頂き、誠にありがとうございました♪
※ 「ゴキなんかじゃなくて、僕を使ってくれればいいのにね!」、否、
「カッパ」はこたつぶとんさんの作品です。