すいかの美味しい季節がやってきた@カンボジア
みなさん、こんにちは。カンボジアの国際協力NGO、CBBにてインターンをしております。北海道教育大学の松田です。
最近、市場でスイカをよく見かけるようになりました。
カンボジアでは、旬の果物が市場で大量に売られているので、今の時期は何が旬なのかがよく分かります。
カンボジアで売られているスイカは日本のものよりも小さく、1人で1玉食べることができる大きさです。
私は自分から好んですいかを食べる人間ではないのですが、たくさんの人がすいかをくださるのでよく食べます。
カンボジアは、おいしいものはみんなで分け合う。シェアの文化があります。
「これは自分のもの」「これはあなたのもの」といった区別がありません。
味は日本で食べるすいかとあまり変わらないような気がします。美味しいです。
私がカンボジアに来たばかりの頃、4月はちょうどマンゴーが旬の季節で、よく生徒や一緒に住んでいる家族からマンゴーを貰っていました。
そして今8月はすいかが旬の季節。
カンボジアのすいかを食べるスタイルは、とても斬新です。
すいかを切るために包丁などは使いません。
彼らはすいかを壁に打ち付けて半分に割り、かぶりつきます。
食べ終わった後に残った皮は、林に向かって投げる。
これがカンボジアスタイルです。
日本のすいかと大きさが違うのでできる食べ方だと思いますが、日本の[すいか割り]のようなことも、子どもたちと一緒にやれたらいいなと思っています。
いつまで旬か分かりませんが、すいかがたくさんある間に、いっぱい食べようと思います!
そして、すいかを通して、改めてカンボジアの「シェアの文化」に触れました。
「あげる」のはあたりまえ。
みんなで楽しむ。みんなでおいしいものを分け合う。
幼少期から、「自分のものには名前を書く」と教わってきた私は、
何でも自分のもののように使う文化、シェアの文化にたまに驚くこともありますが、
自分のもの、あなたのものという境目がないので
みんなに助けられて、支えられて生きているのをよく感じます。
私も、良いことをたくさんの人にシェアできる人間になれるよう頑張ります!
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