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アイボリーの至福、あれこれ考える時間~手帳の佇まい50

一日のうちの思考と構想、
いや夢想の時間でしょうか。
もっと言えば、モヤモヤ解消、
気分爽快のいとなみ。
僅か30分のページとの向き合いが
実に楽しく、嬉しいのです。
これを終えた後の爽快感が
たまりません。

僕は手帳を用途別に使い分けています。
なかでも仕事用は、業務ノウハウや基礎情報、これまでの人脈等、数種類があります。

そのうち、毎日何回も開くのはワーク管理の手帳。

fILOFAXのNAPPA、バイブルサイズPersonalSlim、11ミリ径、黒。

ここに入れているのは、以下のみです。
①3ヵ月分の月間予定リフィル
②3ヶ月分の週間予定リフィル
③プラスチックの5色インデックス
④Don'tForgetリフィル
⑤業務に必要な知識記載ページ
⑥その他ビニールケースのリフィル 

なかんずく、一日の至福は、
②の週間リフィルと向き合う時。

アシュフォード製の見開きウィークリー。
アイボリー色で厚紙、スケジュールではなく
主にToDoやその付随項目を自由に書き込む

実はここに、タイムライン(時間別の予定)は入れません。日ごとの1行に、やりたい業務のみ列挙、それに付随する情報をキーワードのみ下段の方へと書き込んでいます。(タイムスケジュールはパソコンで管理)

毎日、この見開きページを開き、
あれやこれや考えて、ペンを走らせ、
付箋を並び変えます。

◯仕事の進捗確認
◯やり終えた作業の黒鉛筆での消しこみ
◯やっておきたい作業の列挙
◯仕事仲間へのお願い事の明確化
◯その日の感謝と反省点等

このリフィルはもう20年近くお世話になっているアシュフォード製。クラシカルな文字形とアイボリー色で丈夫な用紙がお気に入り。カランディッシュのシャープペンシルで書き込むときの手に伝わる感覚が実に良い。永遠に販売中止になってほしくない逸品です。

目に優しいアイボリー、クラシカルな文字体。
このページで方針を立て、作戦を練り上げます。

③のプレートは、現在5つのプロジェクトを抱えているので、ブルー、イエロー、グリーン、ピンク、オレンジ色の、5枚のプラスチックのインデックス。
プロジェクトごと、何枚もベタベタとポストイット(付箋)を貼っています。その付箋に日付を入れ、その時点での業務の論点や課題、次の作業項目を過剰書きで明記しておきます。 

5色のカラーインテックスのプレートが
やる気スイッチに!!

大切なのは、長い文章をページに書くのではなく、キーワードで短く要点のみ、順序良く付箋に書き込むこと。だから、付箋が良いのです。敢えてスペースに限界を作り、その枠内に収める練習にもなります。

カラープレートに付箋を貼る。
僅かなスペースの付箋内で、どれだけ大切な要素を書き込めるか、WAKWAKの挑戦

誰かに何かを伝えるとき、
明瞭簡潔に表現することの大切さを
長年の経験で感じているからです。

この手帳を書いている時間が好きです。
自分を磨けている、ひとつ安心を手に入れている感覚になれるからです。

僕にとって、この作業はスマホやタブレット等の電脳空間では難しいのです。
手帳に手で書き込んで、あれこれ考える時間。そして付箋の並び順を変えたり、整えたりする瞬間に大きな充実感があり。手帳の中身も熟成させている実感が湧きます。

日々、鞄に入れ、持ち歩くワーク手帳は、
やはり薄型で、見開きにある程度のスペースがあり、機能的(素早く取り出し使える)でシンプル&スタイリッシュ。
時に「転手帳」することもありますが、この10年、これが僕の基本形。
こうなふうに、日々の仕事と暮らしを
デザインしています。

薄いバイブル形の手帳、
アイボリー色の週間ページは
3ヶ月分のみ、
付箋とカラープレート。
シンプル&スタイリッシュ、
And 優しい!

今日もお読みくださり、
ありがとうございました。
皆さまの一日が、
ゆっくり、まったり、ほんわりと、
穏やかなリズムで刻まれるよう
祈念しています。

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