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12月の余白。年末から年始へ〜手帳の佇まい(35)

あと2週間余りで今年が終わる。
手帳の2023年の週間スケジュール欄も僅か。

システム手帳のリフィルでは、
2024年版の週間スケジュールに
2023年12月分もついている場合がある。
要は年末年始同じフォーマットを使えるという配慮からだ。 

また、2024年版の綴じ手帳も同様で、スケジュールページの先頭は2023年12月の1ヶ月か後半である場合が多いようだ。

毎年同じ手帳を使う場合、
このおまけのような、今年12月分は不要。

一方で、来年から手帳を新調したい人には有効。決しておまけではなく、早くも年内から(12月のうちに)使い始めることが出来るので気が利いている。ありがとう!となる。

察するに、このおまけのような12月のページは使われずに捨てられる可能性が高い。今年1月から使い続けてきたスケジュールページを使い切る人は大勢いると思えるからだ。

例え、来年からスケジュールページのフォーマットを変えようと思い定めても、今年分は今年分、最後まで使い切るという発想が僕は好きだ。どこか生き切った感がある。

僕はこの30数年、一年の途中で手帳(リフィル)を変えたくなったことが何度もありました。でも結局僕にとっての正解は「まあ、この一年はこの手帳(リフィル)と決めたのだから、12月いっぱい使って見よう。心変わりしていたら、きりがない」でした。それで良かったと今も思っています。

だからおまけのようなページは無駄になるのかもしれない。だけど、メーカーさんが12月分を付ける心遣いも、どこか嬉しい。紙の無駄遣いだと、地球環境を考えよとのお叱りがあるのかもしれないが許容範囲とご勘弁頂きたいところ。

というより、無駄にせずに、おまけページに別のことを書き込んでも良いのだ。手帳の使い方は誰もが自由なのだから。

いずれにしても、皆さまの年末年始、2024年のスケジュール欄に穏やかで淡々とした記憶が刻まれることを祈念します。

(4月始まりの手帳もあるので、3月ページの余白として置き換えて頂けると幸甚です。)

今日もここまでお読みくださり、
ありがとうございました。

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