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踊ることと社会との関わり

養生カフェ

都田にある里の家は循環経済で成り立つ社会を実践して後世に遺していこうと一人の男性が20年近くかけて作った里の風景であり、産業や幼児教育環境です。

一年に3回ある養生カフェは身体、音楽、食育の三本柱を体験してもらいます。去年は身体ケア担当で参加しました。今年はダンサーとして音楽との共演でした。

子どもたち、お父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃん、20人もいたら定員の古民家の縁側で踊りました。絵本の読み聞かせも初体験し、ギターのBGMでゆっくり読んで、春の陽光ががこんなに和やかなんだなぁと豊かな時間を満喫しました。

踊りで生きること

一人の女の子がわざわざ近寄って来て「カッコいい!」と力強く言いました。シャイで日頃はこんなことしないのにとお母さんは驚いていました。

感情が揺さぶられて行動することになったのなら、踊りが好きな心と社会が繋がったんじゃないかと思います。

踊りで生きるって言葉ほど簡単なことではありません。商業ベースにのるのも何か違うし、作品を定期的に発表するのも違うという自分はなおさら厄介です。

年齢に応じて、人生を踊りと共に歩むのはわたしにとって容易です。ですが、それで社会とつながりたいならどうしたいか、の一つの形がここにあると感じます。

いろんな形を持っていたいのがホンネで、子どもたちとの関わりや突き抜けたアート、深みに落ちるアングラもあり。濃度の違いはあれど、どれか一つでは自分は形成されてはいないのです。

自己を解放する

もっと解放していい、と里の家のオーナーに言われました。20年理想の世界作りに体と頭に汗水流してきた人の言葉は重みがあります。もっと解放していいみたいだと、信じることが出来ます。

勇気を出して自分のやりたいことに気づいて、表現してみようと思います。

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杉浦麻友美
いつも応援ありがとうございます。サポートしていただいたお礼はアートプロジェクト事業費として創造空間の作成やアーティスト活動、仲間への感謝の気持ちの一部とさせていただきます✨