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老化に関してわかってきたことがある

年齢によって変化してきたことは回復力

いきなりですが、私は47歳です。どちらかというと、若い頃の体があまりに不器用だったので歳とって硬くなったとか衰えたとか正直感じていません。むしろ改善し続けてきた感があります。

それでも確かに、「あぁ、これが歳をとったということなんだ」とはっきり感じることがあります。

それは「回復力」

今でも舞台で跳んだり跳ねたりしてるし、柔軟性や安定力は若い頃よりあります。

だから本番は困らないんですが…終わった後は一週間くらい全神経をダラけさせて回復に努めています。

若い頃なら一晩寝たら疲れが取れたり、ケガがなおったりしていたんですが、回復するのに時間がかかるようになったことを痛感しています。

逆に言うとしっかり回復に時間を割くことを全てに於いて前提にすれば上手く老化と付き合っていけるかもしれません。

誰になんと言われようと回復するまではダラダラする!くらいのワガママな開き直りが大切です。

些細なことで老化は加速する

もう一つ、わかってきたことは歳を重ねてくるとほんの些細なきっかけで一挙に老化が加速するということです。

これは受講者さんの話なのですが、たまたま入れ歯の噛み合わせが悪くなったときにコロナ禍で歯医者さんにいくのを躊躇していたら、足腰が弱り肺や心臓に問題が出てこちらに来た方がいました。

いざレッスンしてみたら、体幹の筋肉が弱くて逆に今まで何事もなかったのが不思議なくらいだったのです。

幸いなことにこの方は意欲的で毎日自主練をし、体幹を鍛えて、元の姿と前以上にしっかりした体を手に入れましたが、些細なことで坂を転がり落ちるように老化することを目の当たりにしました。

老化と付き合っていくためのコツは気長になること、変化に動じないこと

つまり、歳を重ねてくると、スピードと変化についていく能力は衰えることがわかります。

じゃあ逆に発達するものは?

知識と経験からくる智慧ですよね。これは若い人がどんなに逆立ちしても敵わないんです。

老化の弱点を智慧で補うと、スピードを気にしないで変化を気にしない、という究極のマイペースが上手く老化と付き合うコツだとわかってきました…

ってこれでみなさんは納得してくれるんでしょうか⁈

どちらにしろ私はこれを実践していこうとワクワクしています^ - ^

↓これは5月3日の中日新聞朝刊です^ - ^

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杉浦麻友美
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