今の状況からヒントを考える
たった今の状況から考える
ついさっきまでオンラインで打ち合わせしてました。対談を申し込まれたのです。私のパフォーマンスを見て興味が湧いたということでした。
ただよくよく話を聞いてみるとその方はお勤めしていて定年間近。心理カウンセラーを開業したくてオンライン起業塾に入り、2年も対談を続けているとか…
ウーン…
本気で起業したいのか。心理カウンセラーに情熱があるのか。熱意が伝わってこないんです。
対談も誰に対してどんなことを伝えたいのかが伝わってこない。これってパフォーマンスもそうなのかもしれませんね。
自分が夢中で取り組んでいることの熱量がバンバン出ていないと時間を共有している全てに対して失礼です。そのことに気づけたのは収穫でした。
表現について
私はこうしたい!という理想の生き方があるわけではありません。踊って生きるという命題があり、縁があってつながっていく人生を送っています。
最初の頃は自分で企画して舞台作って集客して、という感じでした。
そのうち、自分で場を作り、踊り、運営するという無茶に気づき、また、立派な舞台で踊っても平場の空間で踊っても見る人が感動してくれるなら私にとって差はないこともわかって自分で場を作ることを手放しました。
すると、他者が場を作ってくれる機会に恵まれるようになり、今、いくつか踊る機会をいただいています。
それと同時に、お客様が観たいだろうものに合わせることも少しずつやめられるようになりました。自分の考えるお客様は幻だと気づいたんです。やりたいものは誰からも理解されないだろうという勝手な諦めから生まれていたんですね。
怖がる自分をなだめながら、ほんとにやりたいことをやらないと自分の表現だとは言えないよと励ましながら、今現在があります。
仕事について
身体メンテナンスの仕事は月に数回。需要が無いのかなと思うこともありますが、宣伝もしていないしする気もないんだから当然です。縁あって受講してくださる人に集中するだけで満足ですね。
ダンサーへの表現指導も同じく。全く宣伝していません。発達障がいをもつ方の家庭教師、その他家庭教師も降って湧いたお仕事ですね。
なんか、私は自分が設定した仕事が一つもないことに気付きました!やってくださいって来たものを引き受けていますね。最近ではオペラの演出助手兼ダンサーの仕事もそうでした。
ということはこれからも望まれたことに全精力を傾けていけばいいかなぁ。何にも望まれなくなったら自分で仕事作って宣伝がんばろうと思っておきます。
あ、あと実家の金網製作所は引き継がなきゃならないですね。5年くらいやったら次に引き継いでもらえるような形を整えるのが目標です。中継ぎですね。
仕事はこんな感じですね。なんだかんだ言いながらここまで踊って生きて来たんだからラッキーだな。
時間と労力と場所の自由を考える
時間と場所の拘束が強いのは実家の金網製作所です。これが一番ストレスなんですが、親が健在な間は短時間の関わりを心がけています。踊りや身体メンテナンス講座などの自分の仕事は最優先させています。
自分が経営者になったら場所と時間に拘束されない仕組みに変換していきます。今はそのための準備と調査に使わなければならない期間ですね。
あとの仕事は自分主体で時間、場所、労力を選べるし、やること自体が楽しいので苦にはならないわけです。
ここまで書いて気づいたのは、意外にも断捨離断行してかなり自由に生きてるってこと。全く資産とかお金の自由はないんだけど、やりたいことを貫いています。
これってお金には換え難い価値ですね。パフォーマンスして身体作りする自由は一億積まれても交換できません。そりゃ両方あるなら尚いいですけどね!
でも最近思うんです。たくさん旅行するとそれだけ体が固まる時間が増えます。たくさん舞台を見ると創造性がとっ散らかります。少ない機会でどうしても見たいモノに集中した方が身になるでしょう。
これからのヒントは結局何?
現状を改めて見ると、結局は目の前に来たことに全力で応えていこうという結論になりそうです。それが次のパフォーマンスや仕事の機会につながっていきます。
投資も資産づくりも興味がないんだから仕方ありません。自分への投資と自分という資産づくりにしか興味がないという…ある意味究極のエゴイズムですね〜
なんだかんだでもうすぐ半世紀生きてますから、突っ走るしかなさそうです。これからも身体の使い方を追究し続けていきます。