Cosmo slum
あんなにも広かった公園が
いつしかこんなにも小さくなっていて
あんなにも欲しかったおもちゃは
今では目にも映らなくて
車の窓を開けて見る空はとても綺麗で
涙が溢れてしまうから
汚れたガラス越しに見るのがちょうどいい
雑音だらけの街には
音の数だけ人生があって
受け止めきれずに耳を塞いだ
TVで流れるニュースには
悲しい事件が溢れてて
冷たい海へと愛する人を沈めた
あたたかい人生の末路
助けてを出せない心は
涙が溢れて止まらない
お腹が空いたよ
おはよう
ありがとう
ごめんね
おやすみ
思い出せるかい
あの広かった公園を走り回っていた
世界が平和だったあの時を
揺蕩う時間の美しさを
風に歌う花々を
小石を投げた水面のきらめきを
届けたい届かない
優しくありたい優しくあれない
胸がぎゅっとなるもどかしさ
大丈夫
時間は前にだけ進まない
いつだって間に合うよ
刻まれた痛みも悲しみも優しさも愛しさも
全部あなただけのものだから
大丈夫
戻ればいいさ
時間なんてのは実際しないのだから
いつだってあなたの中にある想いに触れられる
Cosmo slum