研修講師のしごと・ホスピタリティ研修
今週の日曜日は、毎月恒例のA社のアルバイトスタッフ向けの新人研修・ホスピタリティ編(3時間)でした。
26名の参加でいつものセミナールームには入らないので、系列のお店の2階のお座敷を借りて研修でした。
この研修、じつはもう11年前から毎月ほぼ欠かさずやっています。
現在A社は33店舗もお店があるので、毎月なにかしら新しいアルバイトスタッフや、まだ受講できていないスタッフなどで10人くらいは参加してくれるのです。
入社してからだいたい3ヶ月〜半年くらいの間に全員が研修を受けるので、今ある店舗は必ずほぼ全員私の研修を受けていることになります。
これはもう風土ですよね。
A社は福岡の中でもどの店も満遍なく「接客がいい」という評判はできていると思います。
毎回の研修後にアンケートを書いてもらっているのですが、18〜20歳くらいの素直さや率直さがあって読んでてとても興味深いです。
教育だったり教えることっておもしろいなって思うのです。
一方的な押し付けでは、相手になにも伝わらなくて「もうそんなことは知ってる」と思われれば、なにもかもが全然改善されないけれど、(そんな教え方だったら、研修の必要性がない無意味な研修になりかねない。)
自分で氣付いて「自覚」して研修を受けてくれれば、必ず何か掴んで店舗で勇氣を出して良い行動をしてくれる。
それを認めてくれる(すでに研修を受けてる)諸先輩、社員、店長が現場にちゃんといるから、良い行動がますます強化されていく仕組みができている、というのが私の狙っているところです。(研修を継続し続ける意味)
仕組み化。
店舗で成長してほしい。自分で掴み取って人生を切り拓いてほしい。
そのためにここで仕事を楽しんで、集中して学んでほしい。
笑顔で良い就職ができて、卒業してほしい。
じつは研修中はそれしか考えてません。
また来月もまた新しいメンバーで本当に毎月「一期一会」を感じてなにか感慨深い氣持ちに浸ってしまいます。
とても深い。
ヒカル