鰻のはなし 壱
スローリー余話
早いもので7月に入りました。今年は7月24日(水)と8月5日(月)が土用の丑の日ですので、そろそろ『鰻のはなし』です。これまで弊誌でご紹介した鰻専門店は7軒。全て期待以上の美味しさを提供してくれる名店です。蒲焼、白焼き、鰻重はもちろんのこと専門店ならではの”鰻の美味しさ”を紹介します。
うなぎ割烹 大江戸
うまき
江戸時代、松平定信公が老中だった時代に初代・草加吉兵衛が創業した『うなぎ割烹 大江戸』。10代目のご主人・湧井浩之さんが「鰻はもとよりお重のサイズやごはんの品種にもこだわりをもった最高の鰻重をお客様に召し上がっていただきたい」と老舗の矜持を語る通り、こだわりのお米は山形産「夢ごこち」を使い、鰻とごはんの最適なバランスを考えられたお重で提供される『鰻重』は進化し続ける老舗ならではの逸品。そんな『大江戸』の甘い玉子焼きで鰻を巻いた『うまき』は子供の頃から通う神田っ子の爺さんたちにも人気の一品なのです。
うなぎ割烹 大江戸
〒103-0023 東京都中央区日本橋本町4-7-10
03-3241-3838
営業時間:11:00-22:00(土21:00)
定休日:日・祝
※『東京Slowly² vol.3』(2024年3月末号)の掲載情報から抜粋しました