銀座四丁目交差点界隈
スローリー余話
街の”なりたち”#14
東京のみならず日本を代表する”交差点”である『銀座四丁目』は、江戸時代から「尾張町四つ辻」と呼ばれ多くの人が行き交う”交差点”でした。明治維新後には日本初の西洋式煉瓦街となり文明開化を象徴する”交差点”となりました。
この『銀座四丁目交差点』には”銀座の象徴”とも言える『SEIKO HOUSE GINZA』(旧称:和光本館)があります。1932(昭和7)年、服部時計店として現在の建物が竣工以来、銀座の街を見守ってきた『SEIKO HOUSE GINZA』の時計。そのアネックスにはこの街を代表する甘い誘惑が待っています。(2023年10月発売『東京Slowly² vol.2』より)
全てを制覇したくなる美味しさ
和光 アネックス
ケーキ&チョコレートショップ
1988年(昭和63)年「大人の為に作り立てのチョコレートを」というコンセプトでスタート。ヨーロッパの最高級チョコレートと新鮮な生クリーム、そして厳選された旬の食材を使用した『ショコラ・フレ』と季節の果物を選りすぐりつくられる『フレッシュケーキ』などで“銀座の大人”たちを愉しませてくれる『和光 アネックス ケーキ&チョコレートショップ』。正面のエントランスを入ると、右手には美しく陳列された季節感溢れる『フレッシュケーキ』が美しく陳列され、その「甘い誘惑」に吐息が思わずこぼれるほど。そして整然と並ぶ“輝く褐色”の『ショコラ・フレ』の端麗な姿には子供の頃には知りえなかったお菓子の気高さを感じることができる。
2階には旬のデザートで行列が絶えない『ティーサロン』。いただいたのは数量限定の『ミナルディーズ』。グランシェフ パティシエでありシェフ ショコラティエの小熊亮平さん考案の「和光の時計塔」をイメージしたデザート。定番のフレッシュケーキをはじめ生チョコレートや焼き菓子のミニチュアサイズが整然と並んだ一皿で“銀座和光のスイーツ”を愉しめる逸品。ひとつひとつは小さいながらも美味しさの特徴はしっかりと表現されており、この一皿をきっかけにファンになる方も少なくない。特に『フレッシュケーキ』は、いずれも上品で優しい演出がなされており思わず「もうひとつ食べたくなる」美味しさ。もし許されるなら「全てを制覇したくなる」そんな誘惑が待っている。
和光 アネックス ケーキ&チョコレートショップ
〒104-0061 東京都中央区銀座4-4-8 和光アネックス
Tel: 03-5250-3102 (ケーキ)03-3562-5010 (チョコレート) 03-5250-3100(ティーサロン)
営業時間:2階ティーサロン10:30~19:00L.O
(日・祝18:30L.O.)
1階 ケーキ&チョコレートショップ 10:30~19:30
(日・祝19:00)
休:年末年始