お座敷
editor's note
海外からの観光客には座敷での食事が人気だと
特集「東京の江戸の味」で取材させていただいたお店の方
たちは皆さん同じように話されていました。
歴史あるお店の「お座敷」は「お料理」とともに
そのお店の顧客体験を提供するものです。
「お座敷で美味しい食事をいただく」
慌ただしい日常の中で大切にしていきたい時間です。
ちんやのお座敷
新しい花川戸のお店でも、従来通り玄関で靴を脱ぎ
2階のお座敷でお食事をいただきます。全て椅子と
テーブル席なので海外からのお客様にも好評だそうです。
ぼたんのお座敷
以前よりも、ゆったりと食事ができるようにレイアウト
されたお座敷。歴史あるガラス窓の解放感は希少です。
駒形どぜうのお座敷
一階の「入れ込み座敷」は、江戸時代のつくりをそのままに
残しています。「時代劇」中で食事をしているような気分に
なれると有名なお座敷ですが、廊下越しの庭も風情があります。
一直のお座敷
浅草芸者の伝統芸を楽しめるお座敷は、こじんまりとしながらも
風格を感じる空間です。「宴会」というよりも「宴席」という言語
が相応しいお座敷です。
中清のお座敷
浅草らしい喧噪から逃避できる数寄屋造りのお座敷。中庭を
のぞみながらいただくお食事は大切な方との大切な時間を
豊かに演出してくれます。
さあ、お座敷での美味しい食事。
「じっくり」「ゆっくり」と愉しみませんか。