「メンテ患者さんを増やすために、メンテ期間を長くする」って本当??

結論は「嘘」です

A歯科医院:メンテユニット2台で1台8人と仮定した場合

2台×8人×営業日数20日=320人です

これはユニットを増やさない限り320人がアッパーです

メンテ期間を3ヶ月とした場合
320人×3ヶ月=960人のメンテに関わる患者さんがいるという事になります

もし、これを4ヶ月にすれば
320人×4ヶ月=1280人のメンテに関わる患者さんがいるという事になります

しかしどちらとも
月のメンテ患者さんは
2台×8人×営業日数20日=320人と変わりありません

メンテ患者さんを増やすポイントは

①約束を守る患者さんを増やす
無キャン患者さんは追いかけない

②遅刻患者さんは時間内にできる事しかしない
遅れてきたら、きちんと対応せず、できる事しかしない

③約束を守る患者さんの希望を優先する
綺麗で短期間での来院は必要ないかなと思えば一度、説明する
説明して希望されれば、そちらを優先する
約束を守る方の希望に添えないことが最もダメージです

④メンテの目的を清掃にしない
メンテの目的を現状維持とし、その確認の場にする
そうすれば清掃時間はどんどん短くなります

実際、ユニット1台で8時間メンテだけ埋めれれば月に160人も入る
意外と強烈で多くの場合は離脱している可能性が高いと思います

ただ、960人よりも1280人の方がカリエス等治療の機会が増え、自費率も増えることは事実です

ですが、質の良い患者さんを増やし、メンテで常に埋め、困った時だけに使われるクリニックからの脱却はより重要です!

要は
「みんなに良い顔せずに気の合う人とやろうぜ」
って話です

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