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成長に急ブレーキをかける「院長の言葉」

「自分でやった方が早い」
院長がこの言葉を発するクリニックの成長は著しく遅い

ピンチを乗り切るために幾度となく使った言葉かもしれない
その言葉に偽りはない

しかし、この言葉の裏側には以下が隠されている
・育成システムが確立されていない
・ゆえに部下が成長していない
・院長がいつまでも雑用に追われている


院長はクリニックにおいて何でも出来るスターであろう
患者さんやスタッフに頼られついついやってしまう

その結果、いつまで経っても独り忙しく
売り上げも上がらないままなのである

そうならないために院長がすべきか3つのポイント

⒈学び・考えはアウトプットする
⒉スタッフ育成の時間を取る
⒊仕事の導線を整理する

⒈学び・考えはアウトプットする
アウトプットは繰り返し、Keynoteなどでまとめる事が重要である

院長が積極的に学び、インプットをしたとする
これは良いと思い、週明けにスタッフに
「これを取り入れて行こう!」と口頭で伝えたとする

最初はスタッフも理解を示し、実行するが根付かない
これが繰り返されるうちに
「スタッフは積極性に欠ける」「院長が何かまた言ってる」
という状況が生まれる

院長は自身が思っている以上に学んでいる
知識の土台が違うことが多いのだ

常に自身の学びはアウトプット前提
スタッフがそれを実践を出来るまでアウトプットを繰り返して
初めて終了だと考えている

⒉スタッフ育成の時間を取る
私が新人のときは残って練習するもののが当たり前だった

しかし、労働環境の変化により居残りさせての育成が難しくなっている
そこに衛生士の雇用の厳しさが強く言えない状況に拍車をかけている

育成する時間は診療の合間である事が多い
忙しい中に隙間を見つけておこなっていくが
満足な育成といえず結果として
「きちんと教えてもらってない」「成長しないし、居残りもしない」
と新人も教える側にも不満が残る結果となる

そこでオススメなのは
診療中にアポイントを切って育成を行う
・計画通りに進められる
・充分な時間を確保できる
・新人の不満も少ない
などのメリットが望める
診療中に行なっていることもあって新人の集中力も高い
もったいないように感じるかもだが効果は非常に高い

可能であればその動画を撮影し次の育成に使うのもオススメです

⒊仕事の導線を整理する
スタッフが仕事を覚えてくれないと感じるときは
導線が被る状態が起きていることがある

「気付いた人がしましょう」
「受付またはアシスタントの仕事です」

などがこれに該当する
気付かなければしなくて良いかもしれない
受付もアシスタントもそれぞれ忙しかったかもしれない

責任の所在がはっきりしないことで起きるのだ
交通整備をおこなって「だれがすべきか」を明確にする

ひとつの仕事には責任者は1人
そうすることで院長が見回りの必要なく雑用が片付いていく

以上を実践すると医院はスピード感を持って成長していく
「自分でやった方が早い」を我慢して

⒈学び・考えはアウトプットする
⒉スタッフ育成の時間を取る
⒊仕事の導線を整理する

を実践して院長しかできないことに専念していただきたい

ここまで読んで頂きありがとうございました

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