フィリピンで老後の資金はいくらあれば足りるのか?
どうもshoheybeatzです。
私は20代のころから父の影響もあり、老後の資金について考えてました。
実際に今30代後半を迎え、フィリピンに住んで家庭を持ったことで、子供たちが大人になって、自分が歳をとってリタイヤしたあとのことをより考えるようになりました。
近い将来、老後を迎えるときにいったいいくらお金があればいいんだろう?
そんなことを考えているのは、決して私だけではないと思いますので、今回は私が住んでいるフィリピンで老後に必要な資産について考察したいと思います。
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年金だけで暮らしていけるのか?
2021年現在、日本では国民年金のみの場合、平均支給月額は約5万5,000円のようですが
フィリピンにある社会保障制度SSS(Social Security System)の平均支給額はなんと月額5000ペソ(約10,000円)と言われています。
日本の国民年金だけであっても、贅沢をしなければフィリピンで生活するのに十分だと思いますが、フィリピンのSSSだけではさすがに生活していけませんので、一応私は日本の年金も払っています。
フィリピンの物価はどれくらい?
フィリピンは日本と比べて物価が1/2くらいと言われています。
実際にフィリピンのアンヘレス市に住んでみてそう思いますが、実は物価は毎年上昇しています。
ちなみ今現在のアンヘレス市の物価では、一人の場合35,000ペソ(約7万円)くらいで贅沢しなければ大丈夫だと思います。
さすがに家庭持ちの場合、50,000〜80,000ペソ(10万〜16万苑)くらいは最低ないと厳しいかなと思いますが、フィリピン人のアンヘレス市・クラーク経済特区の最低賃金は日給400ペソ(860円)ですので、それ以下でも生活している人は大勢います。
老後はいくらあれば足りるのか?
今私が住んでいるフィリピンのアンヘレス市の場合、老後は少なくとも月50,000ペソ(約10万円)あれば、賃貸でも生活していけそうです。
そう考えれば、50,000ペソ×12ヶ月×30年とした場合、1800万ペソ(約3900万円)を老後の生活費に、それとは別に日本への帰国の旅費など100万ペソ(200万円)の資金は最低必要だと思います。
もちろん、病気や怪我などないとは言い切れませんので、さらにこの他に投資の福利や日本の年金、保険に加入するなどがあればより安心です。
しかし、これはあくまで個人的な考えで、人によってはゴルフや旅行などの趣味にお金を使ったり、毎日レストランで食事をしたり、日本の食材を買ったりメイドを雇ったりといった生活を求めた場合、この金額では確実に収まりません。
それにもちろん私が住んでるアンヘレス市の場合であって、首都マニラではもっとお金がかかりますし、今後物価の上昇も予想されます。
逆にフィリピンのもっと田舎の方や小さな島にいけば、生活費が安くなることは間違いありませんので、フィリピン国内であっても、生活レベルや住む場所によって老後に必要な資産は変わってくると思います。
まとめ
フィリピンは物価が安くて、老後を過ごすには最適な国だと思います。
だいたい日本円で7〜10万円あれば、十分暮らしていけることは間違いではありません。
しかし老後の資産は「どこで」「どのような生活を送りたいか」によりますし、今後の物価の上昇も考えて資産を今から少しずつ増やしていく必要があります。そのためには
『①稼いだお金を投資に回して(お金で)金を増やし続ける仕組みを作ること。そして、②投資の利益+物価の安い海外で暮らしていくこと』
これが老後の資産作りに必要だと考えています。
(なお、老後の生活に必要な資金について、ぜひアドバイスを頂けましたら幸いです)
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