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フィリピン株のモンデニッシン107億株のロックアップ解除!これはヤバイ?

どうもshoheybeatzです。

さっき、晩ゴハン前にいつもの通りフィリピンのニュースを見てたらphilstarのこの記事に目が止まりびっくりしました。

記事によると、

モンデニッシンは107億株がロックアップ満了後、月曜日の朝取り引き可能になる

という内容のようです。

モンデニッシン(MONDE)と言えば、

これまで何度かブログで紹介してきましたフィリピンで人気のインスタントヌードルやビスケットなどを製造、販売している会社で今年IPOした注目の銘柄です。


そのモンデニッシンについてのあまりの驚愕のニュースにさっそくTwitterアカウントでツイートしてしまいました。

それくらいこのニュースはヤバイ!!

なぜヤバイのか?

ツイートでは書けなかった内容について

このブログでより深掘りして、

記事の内容に詳しく解説しながら、

そもそも、ロックアップとは何なのか?ロックアップが解除されるとどうなるのか?

そして一番肝心な今後のモンデニッシンの株価についてご紹介したいと思います。

今回の記事について

今回philstarから出ている記事によると、

モンデニッシンは107億株以上の普通株が11月28日までの180日間のロックアップが満了し、11月29日(月曜日)の朝に取引可能になると発表したということです。

またこの記事では、そのロックアップされていた107億株は誰が所有していた株なのか?ということについても触れていますが、このブログでは割愛します。

ただし、この記事で明らかにされていることは、

どうやらモンデニッシンはまだ来年6月1日に365日間のロックアップが解除される16億の株式があるという事実です。

これによりモンデニッシンの株価にどのような影響があるのかということについては、次の項目で解説したいと思います。


ロックアップが解除されるとどうなる?


では次にロックアップとはどういうことなのかについてです。

野村証券の証券用語解説集によると下記のように解説されています。

会社役員・大株主・ベンチャーキャピタルなどの公開前の会社の株主が、その株式が公開された後に一定期間、市場で持株を売却することができないよう公開前に契約を交わす制度のことをいう。

上記の通り、今回のモンデニッシンで言えば、180日と365日という期間、株を売っていけないという契約があり、その期間が満了したので今回売却されるということです。

これでロックアップの意味がわかりましたが、

問題はロックアップが満了して売却されるとどうなるのか?ということですが、

その質問については、そもそもなぜロックアップという制度があるかと言えば、それは上場直後に売却されて株価が下がるのを防ぐための制度です。

と言うことは、ロックアップが解除されるその株は売却可能になり、利益が出ているのであれば当然株は売却されて株価は下がるということです。

このロックアップが解除されて株価が下がった直近の例としてコンバージICT(CNVRG)があります。

コンバージは今年1月末に15.40ペソでしたが、それからずっと上昇し続けて10月6日に最高値45.40ペソ(190%)まで上がっていました。

しかし10月8日に米国の投資会社による11.9億株の365日間のロックアップが解除され、2日間で15%以上下落しました。


これを踏まえて、最後にMONDEの株価について考察してます。


MONDEの株価予想

上記の通り、ロックアップが解除されると株価が下がります。

11月26日金曜日時点での株価は17.60ペソでクローズしていますが、

ロックアップ解除を受けて、月曜日の朝はさらに株価が下がるのではないかと思います。

さらに言えば、来年の6月1日に16億株のロックアップ解除があることを考えれば、そのときにも同様に株価が下落することを覚えておく必要がありそうです。

まとめ

今回、モンデニッシンの107億株以上の普通株が180日間のロックアップが解除され月曜日に取引可能になります。

ロックアップとは上場後に株価の下落を防ぐため一定期間株を売却できないようにする制度ですが、ロックアップが解除されると株価は下がります。

ということは、今回のニュースはモンデニッシンの株をすでに保有している人からすれば悪いニュースかもしれません。

これまでこのブログでは、モンデニッシンをIPOの頃からその後の経過についても「モンデ、モンデ、モンデ」とモンデについて何度も記事を書いてきました。

私自身MONDEの株を保有していた時期もありますが、10月に入って株価が急落したときにヤバイと思って利益確定してました。

ですので、MONDEの株を買いたい人やもっと買い増ししたい人にとっては朗報になるかもしれません。

なぜならば、何度も言ってきた通りMONDEはかなり将来有望な銘柄です。

Lucky Meというフィリピンで一番売れているインスタントラーメンの製造、販売をしていて、すでに国内のマーケットリーダーという立ち位置で、そのほかビスケット菓子やスナック菓子でも大きなシェアを誇っていて、

欧米を中心に展開している代替肉食品事業のクオーンもマーケットの成長率も高く、今後も安定した利益を出していけると思います。

そういう意味で考えると、

今回のロックアップ解除による一時的な下落はむしろチャンスだと思いますが、いかがでしょうか?




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※なお上記内容は投資2年目の超ビギナーによるものですので、必ずしもそうなるとは限りませんので、その点はご理解お願いします。


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https://www.gmanetwork.com/news/money/companies/784937/pse-oks-lucky-me-maker-monde-nissin-s-ipo/story/?amp

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