フィリピンのテンバガー(10倍株)DITOがまた爆上げしてるワケ
どうもshoheybeatzです。
今週もDITOが上がっています。
昨年の7月、まだ3ペソのころからDITOをみてるんですが、
いったいどこまで上がるんでしょうか?
今回は現在のDITOの株価、そして今DITOに何が起きてるのか?
なぜ、DITOが爆上げしているか?そのワケについて、第2段です!
DITOが爆上げしてるワケ
DITO(ディト)テレコムは2021年3月に営業開始を予定しているフィリピンで3番目のモバイル通信会社です。
1月にDITOがフィリピンの人口37%に27メガビット/秒(Mbps)のインターネットスピードを提供できるか技術監査を行いました。
監査は1ヶ月間あり、発表までに15日間かかると言われていて、監査結果についてまだ発表されていません。
しかし、投資家の間で来月予定されているDITOテレコムの営業開始が楽観視されており、今DITOの株価が上がっています。
ちなみに、DITOテレコムはDITO CME HoldingsとDITO Holding Corp、そしてチャイナテレコムの合弁会社で、DITO CME Holdingsはフィリピン証券取引所に上場されています。
2020年3月16日のフィリピン株価の暴落時点のDITO CMEの株価は1.04ペソでしたが、2021年2月22日は18.12ペソとなっているテンバガー株(10倍株)です。
株式アナリストによると、DITO CMEの株価は年初から36%以上上昇し、2月以降の上昇だけでも42%に達したとのことです。
今年に入ってDITOの株が爆上げしているのは、どうやらDITOへの期待によって上がっていると言えます。
DITOテレコムは今どうなっているの?
今回の監査の条件である人口37%をカバーするには約1500のセルタワーを立てなければいけませんが、
2021年1月24日のPhilnewsの記事によると、DITOテレコムはすでに全国で合計2,360のタワーと14,056キロメートルの光ファイバーケーブルの敷設を完了しているようです。
これは、今年の7月に行われる予定の次の監査で国の人口の51%をカバーし、55Mbpsの最小平均インターネット速度を提供するという条件を視野にいれてのことかもしれません。
だとすれば、今回の監査は余裕でパスする気まんまんということのようです。
しかも、DITOテレコムは5Gサービスに力を入れていて4GをメインとしているGlobeとSmartより技術的にも優れています。
またDITOテレコムは、SIMカードがすでに作成され、販売計画とプロモーションが準備されている段階で、現在主要なモールを含む全国に実店舗を建設し、セールスと技術スタッフなどの従業員を1,000人を目標にして昨年11月の時点で626人でした。
DITOの株価予想
では現在のDITO CMEの株価チャートから見てみましょう。
2月22日は18.12でクローズしています。
先日、別の記事でご紹介したレジスタンス&サポートを使えば、レジスタンスが18.3、サポートが14.74にあり、当分はこの間で値動きがあると思われます。
しかしここ数日前から17.5付近で値動きが徐々に小さくなり横ばいになってきています。
こういう値動きを(写真のように)三角形を作るので「三角持ち合い」もしくは「コンソリデーション」というようで、この均衡が破られたとき、株価が大きく上昇もしくは下落すると見られます。
そのタイミングこそ、多くの投資家が待ち望んでいる技術監査の結果と3月8日に行われる予定のDITOの営業開始についての発表になるのではないかと思います。
ではこの先、いったいDITOの株価はどこまで上がるんでしょうか?
その答えは現時点ではわかりませんが、それにはDITOが提供するインターネットスピードと料金がGlobeとSmartに比べて魅力的かどうか、ということです。
それによって、現在GlobeとSmartの2社に複占されているフィリピンのモバイル通信市場でどれだけのシェアを勝ちとることができるかに繋がっていきます。
その重要な鍵となっているのが、今年の9月からスタートするモバイルポータビリティ法です。
モバイルポータビリティ法は、通信会社を切り替え際に電話番号を変えなくてもよくなる法律で、これにより、GlobeとSmartで契約者がより容易にDITOへ切り替えることができるようになります。
果たして、DITOはGlobeとSmartからマーケットのシェアをどれくらい勝ち取れるのか?
今後ますますDITOから目が離せません。
まとめ
フィリピンで第3の通信会社と言われているDITO CME Holdingsは、3月8日から営業開始を目指して、技術監査を行いました。
結果はまだ発表されていませんが、投資家による3月のスタートが楽観視されていることで株が現在爆上げしています。
しかし、本当にDITOの株価が上がっていくどうかは、DITOが提供するインターネットスピードや料金が他の2社に比べて魅力的かどうかにかかっています。
引き続き、DITOから目が離せません。
なお、DITOについて詳しくはこちらの記事を参照してください。
引用: