2021年末に向けて注目しているフィリピン株の8銘柄
どうもShoheybeatzです。
10月6日本日、フィリピンの総合株式指数PSEiが3カ月ぶりに7000を突破しました!
ネットのニュースを見てみると、
フィリピンの証券会社各社は新たなロックダウンによるボラティリティを警戒してはいるものの、年末にかけて上昇すると予測しているようです。
また、先日ANCニュースでCOLファイナンシャルのアナリストで、このブログでも以前ご紹介したエイプリルさんがゲストで
「2021年に8100、2022年は8300まで到達」とコメントしていました。
フィリピン国内の証券アナリストたちは年末まで強気相場が続く予想していることを踏まえて、
どんな銘柄が上がるんでしょう?
2021年今年は外出規制が出るたびにマーケットに影響が出て1年間の半分が下落トレンドでしたが
6月からそろそろ『フィリピン株の反撃開始』みたいなことを書いたのですが
その後も不安定なマーケットが続いていたので
いつまたロックダウンするんだろうと
ここまで我慢して、現金比率を高めてた私としても、
年末までフルスイングしてみたい!!
思いっきり投資してみたい!!
そこで今回、色々と調べてみました。
チャートを見て、今年の業績、最近のニュースをもとに
フィリピン証券取引所に登録されている272社の中から
年末に向けて、上がっていくだろうと考えてる銘柄を8つに絞った、ワッチリストについてご紹介します。
マイワッチリスト公開
それでは2021年末にかけて個人的にこれからさらに上がるんじゃないかと予想している銘柄について解説していきます。
2021年10月時点でのインベスタグラムのワッチリストになりますが、
この1年で大きく株価が上がっている中型株がメインとなっています。
あくまでワッチリストなので全部保有してるわけではありませんが、
もう売っちゃったけど、下がったらまた買いたい銘柄や
買い増しや売りのタイミングを見るため
今すぐではないですけど、チャンスがあれば買いたい銘柄などがワッチリストに入っています。
今回はそんなワッチリストに入ってる銘柄を全て解説したいと思います。
AC Energy
ACEN
エネルギー
このブログで何度も紹介しているお馴染みの8月にPSEiに加えられたAyala財閥グループのACENですが、なんと1年間で364%も上がったグロース株です。
2025年までに東南アジア一の再生可能エネルギーのプラットフォームになることを目標にフィリピンの他にベトナム、インドネシア、インド、オーストラリアで約2,600MWの容量があります。
昨年6ペソ弱で買ってから今年の初めにあったSROで1株2.5ペソの株主増資で増やしました。
その後半年以上持っていて、8月にPSEi入りが決まって10ペソまで上がったところで利確したんですが、将来性のある有望株なので落ちてきたら拾いたいと思ってますが、やはりまだ高い気がします。
人気の株だけにしょうがないですが。
Ayalaland Logistic Holding
ALLHC
不動産
同じくAyalaグループのAyalaland Logistic Holding(ALLHC)については以前記事でご紹介しましたが、1年間で155%上昇しています。
その背景にはコロナによるEコマース市場の拡大により、流通センターや倉庫などニーズが増加しているためです。
そこでロジスティック(物流)不動産にフォーカスして、パンデミックに適応して、安定した利益を上げている数少ない不動産会社です。
今年初めから上昇トレンドを継続していて、8月にダブルボトムをつけるのような形になっているときに購入しました。
その後9月に20日移動平均線近くまで落ちてきたとき買い増しましたが、毎期の決算で利益を伸ばしていて、フィリピン各地で移動規制が続く中、今期の決済も盤石だと考えています。
Converge ICT Solutions
CNVRG
通信
8月からPSEiの構成銘柄となったファイバーインターネットプロバイダーのConvergeICT Solutions Inc は、
上場して1年間で株価が187%上昇した、今急成長しているグロース企業です。
コロナによる家庭用ブロードバンドの需要増加を背景に、売り上げを伸ばしているステイアットホーム銘柄でもあります。
今年の総売上高は昨年の157億ペソから250億ペソに達すると予想されていて、
今年6月の時点で、全国の世帯カバレッジの32%を記録し、住宅は830万戸に達し、2020年6月の2倍以上になりました。
加入者数は140万人でしたが、年末までに170万に達すると予想しています。
そんなCNVRGですが、今年に入ってからずっと上昇トレンドに乗っていて、とくにPSEiに加えられた8月以降高値で取り引きされていました。
十分利益が乗ったと思ったので9月でいったん利確したんですが、
今週木曜日から25%株価が下落してきたので、再購入したいと思ってます。
GMA Network
GMA7/GMAP
サービス
1年間で225%上がっているフィリピン国内唯一のテレビ局、GMA Netですが、このブログでも以前紹介した通り
ライバルのABC-CBNが放送停止になったことで、広告の売り上げが増加し株価も大きくハネ上がりました。
さらに来年はフィリピンの大統領選がありますので、さらに広告の売り上げが伸びると予想できます。
昨年末4ペソから7月に13ペソを記録後に下落し、9月まで10~13ペソの間を推移してましたが、9月中旬に三角持ち合いから上抜け、現在は少し下がってきています。
さすがに、ここからは入れませんがチャンスがあれば書いたいと思ってます。
Monde Nissin
MONDE
食品
今年6月に新規上場してからたった4ヶ月で63%上がっているMONDEですが、
フィリピン国内でインスタントヌードルやスナック、ビスケットを販売、製造しているマーケットリーダーであり、コロナでも安定した業績を上げているステイアットホーム銘柄です。
加えて世界的な代替肉食品の需要増加を背景に同社の代替肉部門の売り上げは好調で、今期も米国、欧州を中心に安定して伸び続けると予測されています。
今年6月にIPO後、株価が急上昇を続けていたのですが、8月に一時的に下落したところで購入し、9月末に大きく下落したタイミングでさらに買い増しましたんですが、年末上がって欲しいと期待してます。
Manila Water Company
MWC
工業
Manila Water Company(MWC)はマニラ首都圏の東側の600万人以上の人々や企業へ水道水と排水サービスを提供している唯一のプロバイダーです。
今年の上半期の帰属純利益は10%増加の27億3000万ペソで、今年に6月に上昇、8月に下落後はヨコヨコしてました。
1年間で85%上がっていますが、25年のフランチャイズ権を更新したニュースが出たときに「これ、上がるんじゃない?」と思いました。
チャートを見たらちょうどダブルボトムのような形をしていたんですが、その後ブレークアウトして30%近く上昇しました。
Semirara Mining and Power
SCC
鉱業
私のワッチリストの中では1番新参者で、1年間で165%株価が上がっているSemirara Miningです。
今年の5月から長期上昇トレンドに乗っているSCCは世界的な石炭価格上昇にともない、9月末から株価が急上昇しています。
さすがにここからエントリーするのは勇気がいりますが、もともと株価は50ペソを推移してる銘柄ですので、まだ上がると思います。
ただし、SCCのイシドロコンスンジ会長は今後石炭の価格は過剰生産により価格が下がると予測しているようです。
Wilcon Depot Inc
WLCON
小売
家具やDIYグッズの販売をしているWILCON Depot(WLCON)もパンデミックで安定した収益を上げている数少ない企業で、昨年末から長期的な上昇トレンドに乗って1年間で160%上がっています。
9月末に20日移動平均線まで落ちてきたので、再購入したのですが1週間ですでに20%近く上がっています。
さらに今月6日にPSEiの構成銘柄のFirst Genと交換になったことで、注目度が上がっています。
まとめ
ワッチリストは、今から年末にかけて上がると思っている銘柄です。
今スグは(高くて)買えないけど、一時的に下落するタイミングを待って買いたい銘柄のリストでとあります。
ほとんどが前期の決算が良くて、今期も大丈夫そうな中小型株が中心です。
今年に入ってから上昇トレンドに乗っていて、
一時的にトレンドラインまで落ちてきたところや上昇または下落後一定期間横ばいが続いて三角持ち合いになってきてるところが買いのポイントだと思ってますが、いまがその時だと思ってます。
とくにこれから年末にかけてクリスマス、ニューイヤーなど一年で1番フィリピン人がお金を使うホリデーシーズンがあります。
決算もあります。
アノマリーで言っても、12月から1月にかけては1年間でもっとも株が上がりやすい、January Effectがある時期ですので、
その前の10月から11月にかけて、一時的な利確で株価が下がる機会が起きやすいと思いますので、このタイミングでぜひとも仕込んでおきたい銘柄です。
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※なお上記内容は投資2年目の超ビギナーによるものですので、必ずしもそうなるとは限りませんので、その点はご理解お願いします。
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