フィリピンのクリエネ(再エネ)株、ACエナジーはいつ再ブレークするのか?
どうもShoheybeatzです。
先月末、AYALAグループのACエネジーが株主増資(SRO)を行いまして、1株当たり2.37ペソの提示価格で株主に売却しました。
実は私も今回の株主増資で株を購入したんですが
もともと持っていた株数×1.11株を2.37ペソで購入できるようになっていて
その他に追加で1株2.37ペソで注文できるようになってましたが、追加注文した分はほとんどあたりませんでした。
やはり今もっとも注目されているテンバガー株の一つだけに注文する人も多いのだと思います。
今回はそんな今フィリピンで最も注目されているクリエネ(再エネ)企業、ACエネジーについてご紹介します。
ACエナジーとは?
AC Energy Corporation(以下ACエナジー)は、フィリピン最大の財閥企業であるAyalaグループ傘下のエネルギー企業で、フィリピンおよびアジア太平洋地域でクリーンエネルギー(再生可能エネルギー)の開発事業を行なっている今最も急成長しているエネルギー会社の1つです。
1969年9月8日にTrans-Asia Oil and Mineral Development Corporationとして設立され、2019年にPHINMAグループからAyalaグループに譲渡され、その後現在の名称に変更されました。
なお、2020年11月、Ayalaは社名をAC Energy CorporationからAC Energy and Infrastructure Corporation (ACEIC)へ変更しました。
ACエナジーの目標
ACエナジーは、東南アジアで最大の再生可能エネルギープラットフォームになることを目指しています。
現在フィリピン、ベトナム、インドネシア、そしてオーストラリアで再生可能エネルギーの開発を行なっていて、約20億米ドルの投資をコミットメントをしています。
2025年までに5,000MWの再生可能エネルギー容量に到達することを目標としていて、2021年中に目標の半分である2,500MWを達成することを目指しています。
現在ACエナジーは1,000MWのポートフォリオを保有していて、今年はフィリピン、オーストラリア、インドネシア、ベトナムで1,500MWのプロジェクトを計画しています。
2025年までに5,000MWのポートフォリオを完成させるには18から20億米ドル資本が必要であり、今回の株主増資もその資金繰りの一つのようです。
そのため、今年は約10億ドルの現金注入を計画しており、国際ファンドへ株式売却や株主増資などで300億ペソの調達を見込んでいる模様です。
ACエナジーの株価(テンバガー予想)
ここからはACエナジー(ACEN)の株価を見てみましょう。
2019年3月1.27ペソだったACENは2021年1月5日に11.28ペソの高値を記録しテンバガー(10倍株)になりましたが、この後株価は急落しています。
この上昇からの急落の動きは、利益確定と株主増資の権利放棄によってと考えられています。
ちなみに、証券会社から株主増資の通知が届いた14日には5.8ペソまで株価が落ちてました。
トレンドライン的には上向きですが、2月3日に8.25のレジスタンスラインをブレークできませんでしたので、短期的には次に5.8(その次は4.45)のサポートラインまで下がる可能性があります。
仮に8.25のレジスタンスラインをブレークしたら、次はいっきに11.28まで上がると思いますので、注意してみています。
まとめ
Ayala財閥グループのACエナジーは東南アジア一のクリーンエネルギー(再生可能エネルギー)のプラットフォームを目指している今最も注目されている企業です。
2025年までに再生可能エネルギーの容量を5,000MWにすることを目標にしていて、2021年中にその半分の2,500MWの達成のために現在多額の資金調達を行っています。
長期的に見れば、ACエナジーは今後ますます伸びていく可能性がある、高いポテンシャルを持った企業だと言えます。
引用:
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