大阪の人は、同じことを3回繰り返しながら話す
タイトル、2年ほど前に気付いてそこからというものお義父さんの話を聞く時は心の中でカウント入れてます、オハナです。
お盆ですね!
みなさんどんなお盆休みをお過ごしですか?
私は第二子出産後初めての夫実家への帰省で、大阪に来ています。
今回もまた、晩酌で愉快になったお義父さんの饒舌をふるった話が咲き誇っております📢
最初に言っておきますが、私は大阪大好きです!
夫もそうですが夫のご両親も、家族同然に向かい入れてくれ本当に感謝。
大好きなんですが、千葉県で生まれ育ち関東圏内(あるいはチェコ)にしか住んだことがない私は、この、生粋の大阪人の家庭の賑やかさに毎度驚きつつも何故?と研究を重ねること早7年目。
研究5年目にして気づいたら事実、
大阪の人は同じことを3回繰り返しながら話す!だから話が長く和気あいあいとしてるんですよね。
今日はそんな気付きをば。
大阪の方に出会ったら、ぜひカウントしてください!🤣
3段活用!
3回繰り返すといっても、全く同じ表現で3回繰り返すわけではありません。
どのように3回繰り返すか3段活用としてご紹介します。
①普通に話す
まずは、話の流れを相手に理解してもらうために概要を話します。そしてその時に突っ込まれた箇所があったら、2回目の繰り返しがスタート
②ほんまやで、からの擬音語交え
突っ込まれた箇所について、「いやほんまやで!」と言ってから、今度は臨場感が出る擬音語を交えてご紹介。ここまで来ると、相手も思わず笑ってしまう。そこでダメ押しの3回目
③「うそちゃうで?!」からの、擬音語に身振りも加える
相手にウケたとわかったら、すかさず三段活用最終形を!!!
「いや、うそちゃうで?!本気やで!」とさっきの擬音語に身振り手振り、表情もなりきりオーバーリアクションで語ってくれる。
絶好の例題があるのでご紹介。
例題)台風がきた時のこと
3回話してるからだ!と気付いたのは、2年程前、台風が来た直後に帰省したときです。
もうほんと、大雨に風も強く、THE台風だったようで、その時のことをお義父さんが話していて、3段活用の法則に気が付きました。
①いやほんま、この前の台風な、えげつなかったで!もうほんま窓割れるかと思たわ
②ほんまやで、バケツの水を窓にバッシャァァアかけられたと思ったら、風で家もグラァァア揺れたしな
③嘘ちゃうで!もうほんま、(立ち上がってバケツの水をかける動作をしながら)バッッシャァァア!なって、(両手を広げて左右に揺れながら)グラァァア!!!ってなったもん!
あぁ、文字だとこの勢いが伝わりきらない気がして悔しい。笑
番外編)大阪なめたらあかんでぇ
育休に入り全頭ブリーチ、ハイトーンピンクになった私の髪の毛には驚いた様子のお義父さん。
しかし、ハイトーンしてもなお迫力に欠けてるっぽい私を見て、昨晩寝る間際に言われたセリフたち。
オハナちゃんはカスみたいなもんやん
大阪で言ったらほんま、ふにゃふにゃやもん(顔が)
大阪の女なめたら泣き見んでぇ
とりあえず、千葉出身の私には超えられない壁が大阪にはあるようでした笑
それにしても、大阪の方の歯切れの良い物言い、大好きです!🤣
おわりに
私の夫は大阪出身で、もう東京に住み始めて8年目9年目になりますが、バリバリ大阪弁を使っています。
なので、私もなんとなく影響され大阪弁を話すことも増えており、大阪に帰省するたびに思うのが、大阪の方の話すスキルの高さ!!!
同じ言い方でも、表現を変えて、擬音語を交え、ジェスチャーを加えて、目力でものを言うこの言い方、いい気で力が大阪の人には日本で1番あるなと思いました。
生きる力については、英語を勉強していても思うことですが、日本人はやっぱり生きる力ってなかなか躊躇してしまい苦手な人が多いんじゃないかと思います
そんな中でも生きる力が強い。この大阪の事例を存分に浴びてお盆の帰省を過ごしたいと思います。
おしまい