夏のサボ
大雨が数日おきに降る五月から六月へ。ずうっと梅雨みたいな異様な天候に造園現場は振り回されつつ、その合間の晴れた日はもはや夏を思わされる強く暑い陽に晒され、空調服に例年より一カ月早く頼り始めたり。当然、長靴を履いての花畑仕事では足元が蒸れムレ。
これはたまらん!と、せめて一日三度の休憩時間は足をクールダウンしたいと、ワークマン新作のサボを入手しました。『メッシュサボシューズ』は通気性の良いメッシュ生地を採用した夏向きの一足。サンダルのサボらしい足通しのしやすさに踵の立ち上がりも加えられ、バイク通勤や近所の買い物にも使えそう。
と、期待したのですが、ぜんたいがフニャフニャと柔らかくホールド感が心もとなく、バイク走行や歩行には不向き。スリッパみたいな室内履きや、ほぼ歩かないレストシューズに徹して用いるのが良さそうです。フィット感がかなり緩いので、そこが気になる人は通常よりサイズ小さいのを試し履きの上で求めるのをお勧め。
魅力的なのは1,500円というお値打ち価格。なんとなくデザインが似るhokaのリカバリーシューズの約1/10の値段だから気兼ねなく造園現場で履き倒せます。hokaのは歩きやすいし、バイク乗りにも合うけれど、汚れまくる場所にはやっぱり履くのをためらってしまうんです。
泥だらけの軽ヴァンに常に載せておいて長靴から履き替えて暑い車内で休息。そんな使用にはうってつけに思えます。本当は地味な黒色が欲しかったんだけど職場近くのワークマンではソールドアウト。残っていたオレンジ色は派手ですが、黄色や橙色の元気が出る色合いが嫌いではないので手に取りました。熱を吸収しやすい黒よりも夏対策には適した色かもしれません。
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