#10ニューヨークシティマラソン翌日~スロージョギングで世界6大マラソン
翌日の朝、テレビをつけると“NY1“のチャンネルでNYCマラソンのニュースが流れていた。
約50000人が参加して、おおよそ26000人という半分くらいのランナーが完走したらしい。
意外と少ない。
そして“New York Times” の新聞に、完走したランナーの名前が掲載されているとの事。
これは記念に買っておこうと、近くのニューススタンドにも寄ることにした。
今朝は、再びセントラルパークへ行き、メダルに名前とタイムを刻印してもらったり、明るい日差しの中、記念撮影をする予定。
昨日と同じように、走る格好で出かけた。
ニューススタンドに行くと、私の格好を見て、
“New York Timesを買いに来たんだね“ と、おじさんから話しかけられる。
“はい” と言いつつ中身を確認しようとすると、
“ダメダメ!そんな風に見られると売り物にならなくなる”
というようなことを言われる。
“完走したランナーの名前が載っているのですよね” と確認すると、そうだと言う。
自分の目では確認できなかったけれど、購入。
そのままセントラルパークへ行くと、メダルに刻印をしてもらうPavilionのまわりに、混雑時のディズニーランドと思われるかのような列が、ぐるぐると続いている。
もう少し早く出てくれば良かったかな・・・と、New York Timesを見ながら待つことに。
え?!やられた~!!!
自分の名前は載ってない事を悟る。
だ・か・ら、全員載っているのかどうか、おじさんに聞いたのに!
呆然としていると、「その新聞はどこで買ったの?」と聞かれる事、数回。
「そこの角にあるニューススタンドですよ。」プラス、一応の親切心で、4時間36分以内で完走した人が載っている、と答える。
あらそう、という感じで、彼らがそれより速いのかどうかは謎。
そのうちに、後ろに並んでいる人から話しかけられる。
日本の方で、HISのツアーでNYCマラソンに参加したそう。
ピカチュウのコスチュームを着た別の日本人ランナーが、New York Timesに撮影されていたらしい。
確認してみると、確かに掲載されていた。
それぞれのマラソン談義をしているうちに、ようやくPavilionに入れることになり、刻印の順番が回ってきた。
一時間半は待ったはず。
中には、“ABBOTT WORLD MARATHON MAJORS”のメダルが飾られていて、燦然と輝いている!
無事にメダルに刻印をしてもらい、自分のオリジナルのメダルになった!
意外と重みがあって、キラっとしている。
時々、このメダルのことを思い出して、日々の励みにしていきたい。
(続く)
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