脱炭素時代、私たち市民は「消費者を卒業」し、どう生きていけばよいのか?
(Photo by Hello I'm Nik on Unsplash)
2050年の脱炭素目標に向かって、各国が政策を強化する中、グローバル経済は迷走しているように見える。CO2排出が石油よりは少ない天然ガスが高騰し、コロナ禍で石油供給が絞り込まれたことにより、日本はガソリン価格の高騰、電力不足の懸念が広がっている。
これはまさに、供給側の理論に需要側が振り回されている構図である。ガソリン価格が上がると、COP26のことはすっかり忘れて、私たちはガソリン代を下げてほしいと