マガジンのカバー画像

KIT未来ゼミ

105
運営しているクリエイター

記事一覧

人生をスローに!!〜ぼーっとする時間を持つことの意味

スローを標榜し始めてから5年以上が経った。Slow Innovation株式会社を立ち上げ、今年の10月か…

スローなまちづくり〜人口減少下の日本での「賑わい」神話を手放す

日本全国ほとんどの自治体が、人口減少に対峙している。いきおい、移住者の取り合いのような「…

アップサイクル:循環経済の切り札か、あるいはマーケティングにすぎないのか

noteのアーティストさんのイラストで、おもしろい絵を見つけました。パイナップルの葉で帽子を…

100年後の京都:Slow Mobilityのまちづくり

Mobilityと言えば、もう10年くらい前でしょうか、トヨタ自動車の部長さんが、「われわれはMobi…

人間関係から、人AI関係(じんあいかんけい)の時代に〜ストレスゼロ社会の到来

心理学者のアドラーは、「人間が抱える問題は、すべて対人関係上の問題である」と考えたという…

人口減少でまちを市民の手に取り戻せ〜スローガバメントの挑戦

人口減少対策で、もっとも残念な取り組みが、地域間で移住者を取り合う競争だ。子育て支援のチ…

私たちは人口減少の日本でどんなイノベーションを必要としているのだろうか〜スローイノベーション宣言

仕事柄、最先端技術のビジネス性について議論することが多い。そのなかで、いつもモヤッとするのが顔認証技術である。そっくりの顔の人がいて、その人の分を課金されたりしないのだろうか。ミッションインポッシブルのように、完璧ななりすまし技術が出てくることはないのだろうか。ほんとうにこれは便利なのだろうか、と疑問が次々浮かんでくる。今回は、人口減少の日本で、どんなイノベーションがほんとうに必要なのだろうかを考えてみたい。 顔パスという便利さの追求次の2つの記事は、大阪・関西万博で顔認証

多拠点居住という生き方〜個人にとって、地域にとって、イノベーションにとって

多拠点居住には魅力がいっぱいである。先日、東京と北海道の東川町の二拠点居住を行なっている…

自分の理想のくらしとは?〜スローライフを実現するためのサブスクサービスを求めて

今月から、「Yohana」という「プライベートコンシェルジュ」サービスのサブスクを始めてみまし…

ニュータウンからスロータウンへ〜人口減少の余白から生まれる創造性

はじめて泉北ニュータウンを訪れました。泉北ラボの宝楽さんを訪ねるためです。泉北ラボは、少…

100年思考のまちづくり〜社会的共通資本の市民協創

先日、京都大学の「社会的共通資本」に関する研究シンポジウムに参加した。「社会的共通資本」…

学校をスローな学びの場に〜プロジェクト型学習の先にある真に主体的な学びとは

虎ノ門のビジネススクールで、日々、「学びのイノベーション」に関わろうと奮闘しています。そ…

ヘンカク旅〜「THE TOKYO TOILET」ツアーのもつ意味は?

先日、渋谷で開催された「THE TOKYO TOILET」ツアーに参加した。そのとき偶然にも日経MJの取材…

コミュニティナースのビジネスモデルから学ぶ社会変革の可能性

コミュニティナースが注目されている。多角経営型、行政支援型、企業スポンサー型など、さまざまなビジネス形態で、「共助関係のハブ」として多くの地域において、なくてはならない存在になっている。 おむすびスタンドのコミュニティナース次の記事では、おにぎりブームの紹介に加え、「そのおにぎりを、地域住民の健康の見守りにつなげる看護師がいる」ことを伝えている。「おかえり」「今日はどう?」と、おむすびスタンドを訪れる客に声をかけるという小鹿千秋さんは元看護師だ。看護師時代に「病院を出ると独