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KIT未来ゼミ

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#スロー

どうしたらスローに生きられるか〜北海道東川町の奇跡から学ぶこと

2024年は、「どうしたらスローに生きられるか」を探求してきた一年でした。スローイノベーショ…

人生をスローに!!〜ぼーっとする時間を持つことの意味

スローを標榜し始めてから5年以上が経った。Slow Innovation株式会社を立ち上げ、今年の10月か…

スローなまちづくり〜人口減少下の日本での「賑わい」神話を手放す

日本全国ほとんどの自治体が、人口減少に対峙している。いきおい、移住者の取り合いのような「…

人口減少でまちを市民の手に取り戻せ〜スローガバメントの挑戦

人口減少対策で、もっとも残念な取り組みが、地域間で移住者を取り合う競争だ。子育て支援のチ…

100年思考のまちづくり〜社会的共通資本の市民協創

先日、京都大学の「社会的共通資本」に関する研究シンポジウムに参加した。「社会的共通資本」…

学校をスローな学びの場に〜プロジェクト型学習の先にある真に主体的な学びとは

虎ノ門のビジネススクールで、日々、「学びのイノベーション」に関わろうと奮闘しています。そ…

トモダチ経済圏〜「終わっても仲間」がイノベーションを生む

このところ、大企業のアルムナイ(同窓生)ネットワークが花盛りだ。終身雇用が終わりを告げ、雇用の流動性が高まったため、社員の持つ知識や経験をつなぎとめたい企業の思惑と、懐かしい仲間と繋がっていたい社員の気持ちが一致する。アルムナイのネットワーク化のその先に、どんなイノベーションの苗床が生まれるか考えたい。 ネットワーク1.0:同窓会次の記事は、パナソニックが中途退職者の交流ネットワーク「アルムナイ」を4月に立ち上げる、というものだ。「希望者が戻りやすい環境整備を急ぐ」と記され

スロー・イノベーション〜「スローと経済成長」の矛盾を超える視点

「スロー」を掲げて仕事をしていると、忙しい毎日を送りながらも、実は整った生活をしたいと願…

週休3日制のムーブメントはホンモノか〜一緒に試してみませんか?

週休3日。なんて素敵な響きなのでしょうか。水曜日を休みにすれば、月曜火曜と働くと休みがあ…

町内会はDX(デジタルトランスフォーメーション)すべきか〜京都で感じた町内会の「濃…

地域コミュニティっている?と思いながら渋谷区に長いこと住んでいましたが、いま京都市に住ん…

短期的に「文化で稼ぐ」だけ?〜100年後に「もっと美しい京都」をつくるために

京都は長年にわたって、文化と経済のトレードオフのバランスをとってきました。その結果、じわ…

能のお稽古を始めてみると〜ビジネスリーダーにおすすめしたい3つの理由

京都に移住してみると、能というものがたいへん身近にあることに気づいたんです。神社含め、能…

ガソリンは高くしちゃった方が良いのか

自分ごとで言えば、ガソリンスタンドの料金表示を見るたびに、高くなったなーと感じるが、ほん…

どうしたら女性優位の組織を増やし、日本社会に包摂のカルチャーをひろげていけるだろうか

私が教員をしているKIT虎ノ門大学院。これまでビジネススクールに通う人は男性が圧倒的に多かったのだが、昨年度くらいから、入学する社会人学生の男女比が女性優位に反転した。その影響がとても面白いので、報告したい。 包摂するカルチャービジネススクールの授業は、グループワークが多いことでも知られている。ビジネスの新たな視点を学び、そのレンズを使って、新事業を構想したりする。 一人ひとりを見た時に、男性と女性の間に大きな性格的な違いは感じてこなかった。コミュニケーションスキルの高い