煌めきと裏腹
皆さんは中高生の頃、カラオケで恋人と東京サマーセッションを歌う、みたいな青春を過ごしましたか?
そんなクソシャバくてキラキラしたあの頃の気持ちって大事なのかも、と不意に振り返る昼下がり。ちなみにガレモトと長安はそこ通ってます。あとシロは何故か夜咄ディセイブのカッティングを手が記憶してる、マジでなんなんだよ。高校生の頃に数合わせぶち込まれたコピバンで強要された名残らしいです。
好きな先輩はオタクの例えをする時に、決まってテニプリ、Dグレ、リボーンの話題を出すし、今でも腐女子はトンファーを持って咬み殺すよ?とか言ってると思い込んでるみたい。暗黒微笑すぎる。
PURIKURA MINDの新曲のジャケを作ったデザイナーの友達は、ツイキャスのイケカテ主だったらしい。それぞれの青春。あと今度対バンします、プリチャン。
年代によってその内容は違うのかも。小っ恥ずかしい思い出をエピソードトークに昇華して切腹をかます快感、ありますね。友達のそんな話で爆笑したいよ。
以前syrup16gのライブを観た時に、「来年は沢山ライブをやります。何もしないとすぐおじいちゃんになっちゃうから。」みたいなことを五十嵐さんが捌ける間際に言ってて、なんかすげー感動したんですよね。アンコールの途中でもう完全にバテきってたのに、その上でまだまだやりますと宣言する、その気概、漢。
確かに気づけばすぐジジイになるものなんだろうけど、せっかくバンドなんてのをやれてるんだから今ある煌めきを追いかけたい。
10代の青春、煌めき、裏腹のシャバさ、痛さ。いつの間にか聴かなくなったスクールオブロック、サブスクの普及と潰れた地元のTSUTAYA、交換したシーブリーズの蓋、汗臭いバッシュ、県外の進学校に出たまま連絡が途絶えたあいつ、ドレスコーズやフジファブリックを教えてくれたあいつ、宝物だったiPod nano、お下がりのテレキャス、もう思い出せないこと、あの夏の日のすべて。
バンドを遮二無二やった結果、誰かの記憶に残るような音楽になればと思います。
9/28に新宿 marbleで自主企画があります。
まだジジイになるつもりも、あの頃の的外れな情念もない今だからこそできる演奏になるはず。LUVPOLISを始めてから音楽面でも、人間の面でも、生まれ変わり続けている感覚がある。殆どまっさらな人間が0から叩き上げられていく様って中々見られるものじゃないのかも。ライブやる度良くなってます。良い一日にするつもりしかない。最高のニュアンスも、最悪なミスタッチも、その目で見つめてほしいです。それでは!
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