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サツマイモは"皮"が肝心!?

みなさんこんにちは!産地直送のすろーべぃすです。
今回は秋の野菜”サツマイモ”について発信していきます!
今月の取り上げるトピックはこんな感じです

・青パパイヤ :10/7 (月)
・里芋    :10/10(木)
・白菜    :10/14(月)
・さつまいも :10/17(木)
・ごぼう   :10/21(月)
・レンコン  :10/24(木)
・かぼちゃ① :10/28(月)
・かぼちゃ② :10/31(木)ハロウィンなので(笑)

芋なので炭水化物のイメージが強いサツマイモですが、
実は骨や歯を形成するカルシウムは、白米の7倍、
皮膚や粘膜の働きを助けるビタミンCはりんごの7倍、
高血圧を防ぐカリウムはトマトの2倍と、
かなりの栄養を含む食材なんです!
ただしタイトルにもある通り、それは皮も含めての話なのです。。

サツマイモは、栄養価が高い「準完全栄養食」として注目を集めています!
前回は白菜が準完全栄養食ではないか?と紹介しましたが、
サツマイモは正式に「準完全栄養食」であると明言できます。(笑)

栄養は皮に集中してる!?

サツマイモの皮には、実よりも多くの栄養素が凝縮されています!
皮ごと食べることで、美容効果を最大限に引き出すことができます。
皮に含まれる主な美容成分は以下の通りです:

  1. クロロゲン酸:強力な抗酸化作用を持つポリフェノールの一種で、皮の近くに多く存在します。活性酸素を除去し、動脈硬化や老化を防ぐ効果があります。

  2. アントシアニン:皮の紫色の色素成分で、抗酸化作用があり、新陳代謝を促進し血行を改善します。

  3. ビタミンC:皮に多く含まれ、コラーゲン生成を促進し、美白効果があります。サツマイモのビタミンCはデンプンに守られているため、加熱しても壊れにくいという特徴があります。

  4. ビタミンE:抗酸化作用が強く、肌の若々しさを保つのに役立ちます。サツマイモ1本で1日分のビタミンEを摂取できます。

  5. ヤラピン:サツマイモ特有の成分で、皮と実の間に多く含まれています。腸の動きを促進し、便秘解消や腸内環境の改善に効果があります。

そしてこれらの成分により、サツマイモの皮には以下のような美容効果が期待できます:

  • シミ・シワ・そばかすの改善

  • 美白効果

  • 腸内環境の改善による肌トラブルの解消

  • むくみの解消

  • アンチエイジング効果

サツマイモの皮を美容目的で食べるときはよく洗い、
必要に応じて軽く煮たり焼いたりすることをおすすめします!
皮ごと調理することで栄養素を逃さず摂取でき、
美容効果を最大限に引き出すことができます。

サツマイモの低GI特性

GI(グリセミック・インデックス)値とは、食品摂取後の血糖値の上昇度合いを示す指標です。
GI値が低いほど、血糖値の上昇がゆるやかであることを意味します。
そしてサツマイモは豊富な栄養価でありながら、そのGI値が低い食品としても注目されています。
低GIである理由は、サツマイモに含まれる食物繊維やポリフェノールの働きによるものです。
サツマイモの低GI特性は、以下のメリットをもたらします:

  1. 血糖値の安定:緩やかな血糖上昇により、糖尿病予防や管理に役立ちます。

  2. 満腹感の持続:急激な血糖値の上昇と下降を避けることで、空腹感を抑え、過食を防ぎます。

  3. エネルギーの持続的供給:ゆっくりと消化吸収されるため、長時間にわたってエネルギーを供給します。

  4. 体重管理:インスリンの過剰分泌を抑えることで、脂肪の蓄積を抑制し、体重管理に貢献します。

ただし、調理法によってGI値が変化することに注意が必要です!
例えば、焼き芋にするとGI値が80~85に上昇しますが、茹でる、蒸す、干すなどの調理法では
GI値を40~55程度に抑えることができます。
また、冷やすことでGI値をさらに下げることができます。
焼き芋を冷蔵庫で冷やすとでんぷんの一部がレジスタントスターチ(消化されないでんぷん)に変化し、血糖値の上昇を緩やかにする効果があります。

サツマイモの低GI特性を活かすためには、
調理法や食べ方を工夫することが重要です。
例えば、蒸したり茹でたりしたサツマイモを主食として取り入れたり、
冷やした焼き芋をおやつとして楽しんだりすることで、
健康的な食生活に取り入れることができます!

秋のサツマイモレシピ集

秋のサツマイモ料理は、その豊富な栄養価と多様な調理法により、
健康的で美味しい食事を楽しむことができます^^
以下の表は、人気のサツマイモ料理と簡単な作り方をまとめたものです!

これらのレシピは、サツマイモの自然な甘みを活かしつつ、
栄養価も考慮した健康的な料理となっています。
例えば、「塩麹さつまいもおこわ」は、塩麹を加えることでごはんがよりもっちりし、まろやかな塩味がさつまいもとごはんの甘味を引き出します。
「さつまいもとりんごのポタージュ」は、サツマイモとりんごの自然な甘さを生かした優しい味わいのスープで、デザート風に仕上がります。
このレシピは調理時間も比較的短いため、忙しい日々の中でも手軽に作ることができます。
サツマイモを調理する際は、その栄養価を最大限に活かすために、
可能な限り皮ごと調理することをおすすめします!
皮に含まれるクロロゲン酸やアントシアニンなどの栄養素も摂取できるからです。


サツマイモについて、いかがでしたか?
サツマイモは素材の甘さを活かしてさまざまな料理を楽しみながら、
その栄養価も十分に摂取することができます。
秋の食卓に彩りを添えるだけでなく、
健康的な食生活にも貢献する、
まさに一石二鳥のスーパーフードと言えます!

ではまた、次回の記事「ごぼう」についてお楽しみに!

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