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音楽と波動(Hedigan's)

音楽と波動
先月末に観たフィッシュマンズは余韻もすごく、3時間越えのステージを観終わってから、その後一週間くらい引きずっていた。深ーい精神の霧の中にはピンクフロイドとかが良く似合う。
佐藤くんが残したものを、ずっとその波動を濃縮させたまま20年以上演奏し続けているメンバーや、サポートメンバーにただただ頭が下がる想いだった。

昨夜のHedigan'sは、カラッとして晴れていた。色鮮やかな照明、演出も相まって後方に佇んでいた自分の心にどストレートに響いてくる。ロックンロールのバイブレーションがそこにはあった。
飾り気のない歌ものが胸を打つ。シンプルに良い歌詞、良いメロディ、サビという日本独自の文化。

ライブ中盤のカーテンコールは、今の自分の心境を代弁してくれた。愛は儚いけれど、それでも追いかけてみるだけで色んな景色をみせてくれる。それは、痛みも伴うけれど、別れを経ても、またいつか追いかけてみたくなる。
そんな心に、素直になりたいなぁと思わせてくれる名曲だ。

スタンダードなポップミュージック
身体を揺らすロックンロールのリズム。
男のアホさ、青春の尊さ、オッサンになることへの覚悟が今の私には、ある。
今日で34歳になった。もう言い訳なんかしない。
まっすぐに進むんだ。
そんな気持ちにさせてくれたHedigan'sにたくさん有り難う。

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