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3/19 早朝読書会 芥川龍之介『蜘蛛の糸』レポ

読書会をやってみて

芥川龍之介『蜘蛛の糸』の読書会を9名でやりました。
地獄の底にいた犍陀多(カンダタ)という大泥坊、この男は現世で数々の悪事を働いてきました。しかし、蜘蛛の殺そうとしたが思いとどまったことがあることをお釈迦様は評価し、蜘蛛の糸で地獄にいる犍陀多を助けようとしましたが、犍陀多がやらかしてしまい再度地獄へ落ちてしまう、といった内容でした。ぼくは小学生のときに読んだ以来、久しぶりにこの作品を読み、子供の頃に読んだ時の感覚とまた違う感覚で読むことができ、面白い体験ができました。

主催者の感想はここに書きました。

ご参加いただいた方の感想

fumi2さん
通俗的な深さをもなたない(良い意味で)表層的なメッセージを短く簡潔な文と構成で語ることにより、人間の手前勝手(週刊誌やTV的な浅はか)なヒューマニズムを超え、結果的に大きな視点・自然界/神の冷徹さが浮き彫りになった作品なのかもしれませんね。

匿名希望さん
『蜘蛛の糸』にしっくりこない感覚はありましたが、あまり裏を読むような読み方をしてこなかったので、読書会の様々なご意見に触れて『蜘蛛の糸』と芥川龍之介の印象がガラッと変わりました。

次回

土曜日と日曜日交互に開催致します。いずれも朝6:00〜7:00です。
興味を持った方はぜひご参加ください。

3/25『ヨブ記』12章

4/2 アラン『幸福論』「遠くを見よ」

4/8 『ヨブ記』13章

4/16 寺田寅彦『どんぐり』


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