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ゆるい文章が書きたい

最近ゆるい文章の方が、読んでいていいなと感じることが多い。思わず吹き出しそうなところがあるとなおいい。例えば最近読んだ本でいうと東畑開人の『居るのはつらいよ』の文章がよかった。ゆるいエピソードから難しい話まで横断的に書けるようになりたいな、と思う。でも、ぼくが書いた文章を読むと、なにかが足りないなーと感じる。多分柔軟性だと思う。

文章の柔軟性について考えるとき、よく合気道のことを思い出す。合気道は、あまり自分の力を使わずに相手を倒す格闘技らしい。普段はだらんと力を抜いて、ここぞの時にグッと力を入れる、そんな文章が書くときに柔軟性が必要になる。多分柔軟性があり書ける人はあまり自分の力を入れずに書いているんじゃなかろうか。外からきたものをうまく受け流すそんな能力も必要になる。

文章の柔軟性は2種類に分かれる。思考の柔軟性と文体の柔軟性である。
ある固定的な考え方にとらわれて、凝り固まってしまうと思考が鈍くなってしまう。思考も普段から意識してストレッチしてあげないとどんどん柔軟性がなくなっていく。ストレッチは普段曲げていない角度で体を曲げてみる。
思考のストレッチもそんな風に自分とは違う世界の人のことだったり、普段考えそうもない事に出会うとかそう言ったことで鍛えられる。

文体の柔軟性はどうやったら鍛えられるのか。いっぱい文章書くのがいいのかも(雑)

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