たしかなこと [父親目線の小児がん闘病記]
朝目覚めた時、それが夢なのか現実に有った記憶なのか、しばし判別のつかない事がある。
今朝見た夢は、幼少の頃に過ごした実家近くの路地裏で僕は学校帰りの君と出会う。
手を擦り合わせて頼み込む僕に、Yesとも Noとも答えず、ただ悪戯ぽく微笑む君。
現実の君は今も続く反抗期。
冷静に考えればそんな事などあり得ることは無く
「ダウト!」と僕は今みた夢に言ってやった。
そうだ、まだ判別のつくうちに、これまであった事。
確かにあった事を書き残しておこう。
今から書くことは、本当にあった、娘との事、家族との事。
この闘病記
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