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人生の第一志望は叶わない。

大学を卒業して、最初に就職した会社の先輩が話してくれた話です。

その先輩は新卒の就活生の頃、周りの人からは無理だと言われながらも、外交官になりたくて必死に勉強していたそうです。

残念ながら外交官になる夢は叶わなかったんですけど

外交官になるために必死で勉強していたため、一般企業の試験では他の就活生に差をつけることができて、大手の希望の職種に就くことができたみたいです。

その後も外交官になれなかったことに対して、少し心残りがあったみたいなんですけど、数年後に外交官の人と一緒に仕事をする機会が会った時に、自分の方がやりたかった仕事ができていると感じることができて、悔やんでた気持ちが解消できたと言っていました。

そういった経験から、何かに向かって努力したり真剣に向き合ったりすれば

それに見合ったチャンスや結果が返ってくると言ってました。

その後、僕と先輩はそれぞれ別の会社に転職して離れたんですけど

自分が何かうまくいかなかった時にその先輩に相談すると、いつも優しい言葉をくれます。

ある時、転職活動で僕が不採用になってしまって落ち込んでた時にもその先輩に連絡すると

長い人生経験から「第一志望はだいたい叶わないものだよ」って言われました。

人生はだいたい第一志望は叶わないようになってると。

うまくいってるように見える人でも実はそんなことなかったり

別のところを目指していた結果、そこにいたんだりするんだよって言われました。

でも、やるだけのことをやっていたら別の形でも希望は叶ったりすると言われました。


これは僕の経験からですけど、人っておさまるところにおさまるようになってる気がします。

もちろん、めちゃくちゃ努力してその結果希望が叶ってる人もいると思いますし、第一志望が叶うに越したことはありません。

でも、どうしても行きたかった会社に行けなかったけど、案外ご縁があった会社の方が居心地が良かったり、自分に合ってたなんていうこともあります。

努力すればそれに見合った結果がなんらかの形で返ってくるし、何もしてこなかったらそれだけの結果になると思います。


もし、10代とか20代前半の人でこの文章を読んでくれた人がいたら

今は冷凍しといて、いつか思い出した時に温めて欲しい話です。

あ、こんな話前に読んだことあったなって。

自分自身も時々、今の自分の状況について考えるとき

この考えを思い出します。

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『冷凍して、思い出した時に温めて欲しい話』

今回のタイトル、これと悩んだんですよね。

(ちなみにこの表現も柳原可奈子さんのラジオで出てきた言葉です。)


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