社長の朝活183 眠っている預貯金を動かす方法として
おはようございます。
日本に眠っている預貯金1056兆円と言われてます。
意味わかりますか?
家庭に眠っている口座の現預金をかき集めるとそれくらいになるんではないか?という統計です。
とてつもない額ですね。
日本はこの預貯金を使わせるために、今は投資に回せと総理が言ってます。
つまり株や投資信託などに投資してくれということです。
言ってることはとてもよく理解できるんですが、ここで経営的な目線を当てはめてみると、経営哲学上はパレートの法則というものがあります。
これは2:8の法則とも言って、日本の経済の8割はは2割の富裕企業で回っている、とも捉えられる法則です。
では1056兆円という莫大な財産も、1056兆の8割は2割の富裕層が保有している、と解釈が出来ますよね?
つまり800兆円は富裕層が持ち200兆円は一般家庭が持つ事になります。
これをさらに計算すると、日本の人口1億2500万人として2割を引いて約8000万人となり、200兆を8000万人で割るから日本の一般家庭一人の平均預金は250万円となるわけです。
まぁ多分当たらずとも遠からずだと思いますよ。
だとすればいくら日本が投資に回せと言ったとしても富裕層はもうお金要らないので投資に回す訳はないのです。
一般家庭においては250万円の預貯金を投資に回すなんて怖すぎてできませんよね?
明日どうなるかもわからないんですから。
なのでこんな経済目標掲げる日本は結構頭悪いかと思います。
それよりも富裕層にお金を使って貰わなきゃならないんですから、例えば年収1000万以上の世帯はどんな買い物も消費税減税にすればいいです(笑)
要するに買ったものすべての領収書を提出すると年末調整で払った分の消費税が5%戻ってくる。
何てのは如何でしょうか?
そうすればこれも増し分計算という考えで、使う人が倍増すれば日本の税収は変わらず、経済は回り、眠っている預貯金は動きますのではないでしょうか?
他にもっと効率的なものありそうですけどね。
とりあえず投資に使わせるなんての馬鹿げた考えだなーと思ってます。