見出し画像

社長の朝活175 切磋琢磨

おはようございます。

仲間やライバル同士でよく使う切磋琢磨という言葉ですが、なぜこんな難しい漢字を使うのかなぁとふと思って調べてみた。

切・磋・琢・磨とは、元来はそれぞれが材料を加工する作業の事を表す表現であり、

「切」とは骨を切って加工する作業。
「磋」とは象牙をといで加工する作業。
「琢」とは玉(ぎょく)を打って加工する作業。
「磨」とは石を磨いて加工する作業。

という訳で、昔の職人らしい仕事から生まれたものと言っても過言ではありませんね。

自己研鑽を意味した言葉でもありますけど、それぞれ役割分担や職種の違いがあるのも見て取れます。

漢字一つ一つを見ると一つのものを極めるための自己研鑽にも捉えられますね。

元々はライバル同士が互いのスキルを認め合い成長を遂げるような言葉だと思ってましたが、意味だけ見ると単体に使う言葉にもみえます。

まぁどっちでも良いんですが(笑)

ただ割とこの言葉は自分も好きでして、やはり見本やお手本がいるほうが成長速度は早いと思ってます。

例えば100メートル走も、タイムという具体的な数値があるから目標を立てられますよね?

これがもしタイムが無ければ…。

1位2位という順位で完結します。

ただ2位は1位を敗るために必死で練習しますが、1位が一緒に走ってくれないと2位は一生2位かもしれません。

1〜2秒程度なら目視で速さは分かりませんからね。

けどタイムがあれば2位の人も1位のタイムを超えれば勝てるわけで、相手がいなくても練習出来ます。

2位か1位を敗れば、それまで1位だった人もさらに自己研鑽に努めまた下克上が出来ます。

こうして互いに抜かし合わなければ限界は超えられません。

これ、ビジネスも同じで、真似するやつって必ず居るんですが、その真似するやつは割と利口なんですよね。

1位と同じ事をしてればいつか2位にはなれるんです。必ずなれます。

1位の人は圧倒的な1位だと油断します。

ジワジワと追いつく頃には1位の人にピッタリくっ付くあたりに居る事でしょう。

こうなってくるとあとは資本力の戦いですので長期化します。

ここで大事なのが、発想力です。

2位に逃げつつ新しいアイデアで、その独創的な武器で領域を作ります。

2位は1位を抜かす頃には1位は新しい商品で天下を取ってます。

まぁこんな風に、真似事も徹底すると2位になれるんですね。

2位になる頃にはある程度資本力も付いてくるので、そこから離脱してオリジナルのアイデアで領域を作れます。

これも一つのビジネスです。

名の通り、切磋琢磨して切るビジネスから打つビジネスに転換するのもアリかもしれません。

なんにせよ目標は明確でわかりやすいのが一番です‼️

どんな事もまずは数値化する事が一番です。

いいなと思ったら応援しよう!