定時退勤日の実施に向けて（2）２０２４年９月第2週～

ごあいさつ

こちらは、公立小学校の教頭先生が職場の定時退勤日を全体に定着させようと取り組んだことを報告する記事です。今回は第2回目（２０２４年９月第2週）の結果を報告します。

今週取り組んだこと

１．月曜日から施錠時刻を掲示
２．予備の鍵をすぐ返却してもらう
３．施錠手順の説明書を作り、職員に配布

さて、結果やいかに。

今週の結果

１．月曜日から施錠時刻を掲示
火・水と宿泊行事と管理職の都合で早い時間に施錠する必要があったため、月曜日から貼り紙を掲示しました。こちらは効果があったように感じます。ラミネートすると風景と化するような気がするので、今後も目を引くよう様々な作戦を考えていきます。

２．予備の鍵をすぐ返却してもらう
これまで、鍵を借りる人は一人しかおらず、返却もルーズだったため、管理をしっかりしようと考えていました。
早速、ここでは書けないミスが発生しました。即対処します。

３．予備の鍵を貸し出した場合のため、施錠の手順書を作る
こちらは７割作成しましたが、提案は来週に延期しました。来週の職員会議で職員にお知らせする予定です。

４．定時退勤日の結果
定時退勤日の施錠時間は、惨敗でした。いや、施錠の１５分前までは順調でした。その時残っていた職員は私を含め３名。

施錠１５分前、電話が鳴りました。救急車と消防車が出ており、渋滞しているという連絡が職員から入りました。

内容を伝えると、大ベテラン先生が「じゃあ今出ても意味ないやん」と言いながら仕事をはじめました。

さらには大ベテラン先生が残っていた若手事務職員に声をかけ「今出たら渋滞にハマるよ」「じゃあ僕も」と仕事をし始めました。

私の立場では「（渋滞に突っ込んでも）時間です。ではさようなら」と学校を施錠するわけにもいかず、今週の定時退勤は失敗に終わりました。　

注…この日は宿泊行事の引率から戻った日でした。私も含めて体力を回復させるため、皆さんには定時退勤を守って欲しかったところでした。

気付き

二人の残業に付き合っている時、半年ほど探していたお気に入りのペンが見つかったのでプライスレス。

おまけ

金曜日に「今日は１８時に学校閉めていいでしょうか～？」と呼びかけたら、皆いそいそと帰ってくださいました。少し変化が見られたように思います。まあ明日から三連休だし。
おかげさまで私も余裕をもって自宅に帰ることができました。

次週に向けて

来週は今後を占う大事な一週間。

1. 鍵の施錠手順を作成。職員に周知する。

2. 労働環境について話し合う委員会で、定時退勤日について話題にする。

3. 職員会議で、１・２について正式に提案する。

今週の報告は以上になります。
来週の報告をお待ちください。