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定時退勤日の実施に向けて(8)2024年10月第4週~
ごあいさつ
こちらは、公立小学校の教頭先生が定時退勤日を職場に定着させようと取り組んだことを報告する記事です。今回は第8回目(2024年10月第4週)の結果を報告します。
今週取り組んだこと
1.月曜日(18時施錠)
2.火曜日(18時施錠)
3.水曜日(定時退勤日)
4.木曜日(18時施錠・研究授業)
5.金曜日(18時施錠・授業参観)
今週の結果
1.月曜日(18時施錠)
この日は自分が19時まで残りました。木曜~金曜まで研修で学校の仕事が出来ないためです。このように、理由のある残業は目くじらを立てる必要はないと考えます。自分も、他の職員も。(他の職員が残る場合は鍵を貸します)
2. 火曜日(18時施錠)
社会科見学でした。学校に戻った後に文書処理などしました。
18時は過ぎましたが、大幅に残業した印象はないです。
3.水曜日(定時退勤日)
毎週水曜日は朝から職員室に定時退勤の掲示物を2か所に貼っています。
授業参観の準備をしたいという職員に鍵を貸し、18時頃退勤。
30分オーバー。このあたりが現実的なラインでしょうか。もっと厳密にできるのでしょうか。
4.木曜日(18時施錠・研究授業)
学校は大きな行事がありましたが、私は終日学校外で研修でした。
放課後、他の学校に荷物を届ける用事を申し出て直帰しました。
帰り道にATM、買い物などできました。教頭職で平日にこんな日が来るとは思いませんでした。
5.金曜日(18時施錠・授業参観)
この日も私は校外で終日研修。夕方戻ると、17時半までには全ての職員が学校を出ました。私は溜まった文書を処理して18時過ぎに施錠。2時間後、離れて暮らす家族のもとへ帰ることができました。
気付き
○理想的な施錠ができる日が出てきた
「本当は帰りたいのに帰れない」という状況がストレスなのであって、「残りたいので残る」残業は負担感が少ないなと感じます。
○他の日も帰る時刻が早まっている
レギュラーの施錠時刻を18時に設定しましたが、これよりも早く(17時台)にタイムカードを切る先生が増えました。担任時代、残業しないよう意識して過ごすと身体のリズムが変わって、遅くまで残れなくなった経験が何度かあります。今回は、管理職である私が先導してそのリズムを作ったものと思われます。
△「残りたい人」のフォローができているか
今のところ、残業を申し出るのは大ベテランのおひとりだけ。その他の先生は、必要があって残業したい時に言い出せずに帰ったりしていないのか、気になります。気兼ねなく鍵を借りることができる雰囲気をつくりたいですが、まだ具体策が思いつきません。
次週に向けて
次週で「名ばかりの定時退勤日を本当にやってやる!」と決意して2ヶ月が経過します。目に見える変化も出てきましたので、このあたりで実践のふり返りをしてみようと思います。
それではまた。次週の報告をお待ちください。