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定時退勤日の実施に向けて(9)2024年10月第5週~11月第1週

ごあいさつ

こちらは、公立小学校の教頭先生が定時退勤日を職場に定着させようと取り組んだことを報告する記事です。今回は第9回目(2024年10月第5週~11月第1週)の結果を報告します。
※2週間分をまとめた報告です。

10月第5週の様子

自分自身も時間を無駄にしないよう、あれこれ工夫を続けています。アプリを削除したのは大正解でした。時間を溶かすルートに進む確率が下がりました。

全力営業を続けるとHP切れを起こすので、力加減も試行錯誤中。

生活指導や保護者対応で遅くまで残ることがないので、退勤時刻云々と言えています。担任の先生方の努力の賜物です。

施錠時刻は本当に早くなったのですが「それから二人は幸せに暮らしました、めでたしめでたし」とはなりません。当然ですが、様々な問題や課題があります。
ただそういった問題や課題について考える時間と余裕ができたことは大きな進歩です。

このように、教頭先生でも19時前には学校を出て、金曜日の夜にやりたいことができるようになってきました。


2024年11月第1週の様子

何やら手応えを感じているようです。

保護者対応をした担任を待って、この時間。

定時(といっても30分後)に帰れる条件でしたが、つい月初の処理をついやってしまいました。

朝から施錠時刻を宣言するポストを投稿。この日はクリア。

この日は気付いたら17時45分には誰もいなくなっていました。
直帰、勤務の振り替え、年休など各自の都合で申請し、早く帰る人に冷ややかな目が向けられることもなく残業をダラダラする人もなく…といった状況が気付いたら生まれていました。じんわり感動。


気付き

なんだか自然に早く帰っている
2ヶ月経ち、施錠時刻を早めたことが、特別意識することではなくなってきたような印象です。

学校全体の総残業時間は大きく変わっていない

私(教頭)の10月の残業時間は約40時間になりました。10月は勤務日が多かったので、健闘したと思います。
ただ、職員全体での平均残業時間はほぼ横ばい。各々の先生に負担がかかり過ぎていないか気を付けながら見ていこうと思います。


次週に向けて

思い立ってから3ヶ月。「定時退勤日を定着させる」という目標が達成されつつあります。
ただ、その分先生方の持ち帰り仕事は増えているのかもしれません。数字だけで満足しないよう注意し、3月まで定時退勤日を実施していきます。


一連の投稿で目標としていた状況は達成しましたので、次回から取り組んだことのまとめを行おうと思います。

それでは、次回の投稿をお待ちください。

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