MOTO LIFE HACK 8
お金を掛けずにアイディア次第で役立つ物を紹介するMOTO LIFE HACK、第8弾です。
今回はタイヤ交換の時にちょっと楽になるアイテム、それは100均で買えるドアストッパーです。
これはダイソーのですが、選ぶポイントは差し込む部分の厚みと形状、滑り止めのヒダヒダですね。
では、どう使うのか?を説明します。
まずは、タイヤのビードにクリーム塗って、片側嵌めて、次にもう片面の半分程度まで入れる。ここまでは皆さん問題なく出来ると思います。ここから先を入れるのが大変で、特に最後の方でチューブを挟んで噛みパンさせているのでは?
半分程度入れたらビードバディーを取り付けます。これが有る無しでは大違いですので持っていない人は買いましょう。
で、ここからがMOTO LIFE HACK。入れるのと反対側のビードとホイールの間にドアストッパーを入れます。これはビードを嵌めていくには逆サイドのビードを落としておくという定石、それをキープする為に役立ちます。なので、最初に言った差し込む部分の厚みと形状、滑り止めのヒダヒダが重要という訳です。単なる三角形のくさび型ではダメです。
ビードバディーとどう違うかというと、ビードバディーはビードがリムの外へ戻るのを抑える為ですが、今回のドアストッパーはビードとリムの隙間を空けた状態を作って、ビードをリムの内側に寄せる為、と目的が違います。
なので、ドアストッパーを使ってみたら分かりますが、ビードバディーの代わりとしては使えません、すぐに外れてしまうので。逆にビードバディーと違ってドアストッパーは差し込む部分の厚みがあるので、隙間を作るのにちょうど良く、逆サイドのビードに差し込む分には外れないだけの摩擦があるからです。
嵌めていくに従ってドアストッパーの位置も移動させたりして、しっかりとビードが下がった状態をキープさせます(写真では3本使っていますが、差し込み過ぎると今度はドアストッパー自体がビードが内側に寄るのを邪魔してしまうので最後の方は2本で十分です)
そもそもタイヤ交換のイロハを知らないという方はこちらの記事を参考にしてみてください。
・ビードクリームたっぷり
・レバーは細かい間隔、差し込み過ぎない、起こし過ぎない
・入らない時は逆サイドのビードを落とす
の3つの基本を守って、あとは
・チューブに少し空気を入れる(新品チューブの時は特に有効)
・ビードバディーや今回のドアストッパーを使う
といった補助があれば上手くいくはずです。