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Jeff Brushie

最初に手に入れたいたはケリーエアーの5ホールでした。
スノーボードを始めたきっかけも結構不純で…
もともとスキーは滑れたんですが、空前のスキーブームでやっぱりもっとうまい奴とかいっぱいいるわけです。
冬の遊びを久々にやりたいな、スキーでもやるか…ってスキー好きの同僚を見ているともう、1mmもやる気にならない(笑)

今でもゴンドラでそういうスキーヤーもボーダーもいますし、クライミングのルートを声高に叫ぶ人や、ちょっと通だろ的な話を周りが知らないと思って大声で話す人いますが…苦手なんです(笑)
物理的に声がでかいんじゃなく、同調圧力的に声がでかい。
今で言うとやたらセッションとかコラボしましょって言う感じ(苦笑)

そんな中同じ車好きでスケートの上手かった知人から「うち今日こいよ」ってなんでか家に呼ばれたんです。
その友人宅で初めて見たビデオが「Hungly and the Homeless」

ビデオを見た翌日にはNo Use for a NameのCDを買いに行ったのを覚えています(笑)

冗談抜きで痺れましたし、「なんじゃこりゃ!」と頭をぶん殴られた気分。
多分大口開けてテンションマックスだった自分を見た彼が一言。

「次の休み滑り行こうぜ、板は貸してやるから」
結局その板が自分のファーストボードになるのですが先述したケリーの5ホールでした。
彼が僕に板を渡してつけ方を一通りレクチャーした後、ニットのサーフケースの中から出してきたのはピカピカのニジマスが描かれたブラッシーでした。

Burton.comより

重くて曲がらない、尾瀬戸倉のネットに毎回突き刺さっていた俺を笑顔で弄りながら、策動の人に挨拶してリフトに乗り、小さいながらも戸倉のパイプでエアーを決めていた友人とブラッシーの板...

あの時から20年以上経ち、再販のニュースを聞き当時岡山に住んでいた関係で問屋町の「amp」さんでブラッシーを予約し、入荷の電話と共にダッシュで回収、近所のスーパーで許可を取ってこの写真を撮りました(笑)

テストライドでampのスタッフさんに会えたのは嬉しかった。

あの頃から20数年経ちますがブラッシーもその友人も俺の中で永遠のヒーローです。
索道の人には今でも挨拶しますし、お礼も言います。
ゴミも捨てないし、食堂も綺麗に使います…あたりまえか(笑)

イグチ、ブラッシー、テリエ、ジェイミーが四天王

この時代SNSで探せばすぐその友人にも再会できるんですけどね。
いつかゲレンデで逢えるか、街で再会できるのを楽しみに検索はしないようにしています(笑)
ヒーローは今でも僕の中でパイプで飛んでいてもらわないと困るので(笑)
いつか有名になったらアナザースカイで会いましょう。

本人からもらった板とか、色々あります(笑)

皆さんも思い出の板はありますか?
手放してしまったものもあると思いますし、思い入れがないとなんとなくオークションで入手してもまた手放しがちです(笑)
今回僕がお手伝いしているZENのテリエリミテッドは返り咲き組にも間違いなくおすすめです。

・テールがない板はまだ先でいい
・人生は大変でもフリースタイルだ!
・パウダーボードが楽なのは分かってるけど転んでニヤニヤしたい。

古いアウトラインを現代のテックで最高の素材でアップデートしたので間違いなく最高ですよ!

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