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テリエの遺産...

先日のポストが結構反響?を産んだのか日本からのアクセスが多いそうです(笑)
ま、あそこまでテリエの事掘り下げてるのはちょっと前のスノーボードジャーナルくらいしかなかったですからね。

そんなこんなでパーマーやらトッドからのメッセージとともにJGからのメッセージが…
JGといえばBurtonの全てのボードに携わっていると言っても過言ではない天才デザイナー。

1991年のバートンのビデオ「Scream Of Consciousness」でもうロッカーがとかやってるくらいの天才です(笑)

フルムービーは長いという方は19分あたりからどうぞ。

Wキャンバーがとかロッカーがという話のなると
「フーガーブーガー」がとかおっしゃる方が出てくるのですが、それはご自身のブログなりスレッズで発信してください。

そんなJGとテリエが口を揃えて「印象に残る一本」に挙げたのがフィッシュです。

1stモデルならでは

2002年のレイトモデルとして登場したFISH
当時パウダーボードといえばスーパーモデルやO-SIN4807、Gentem TTなど、スピードで浮力を稼いで、細くて長いのが主流でした。

FISHはずんぐりむっくり…今でいう「ショートファット」ボードの先駆けだったと思います。

JGとテリエ、FISHの話は→こちらで読めますクリック

バートンが手放しちゃいけなかった人


うちには初代のフィッシュが何本かあります。
1本目は北海道遠征時に立ち寄ったヒマラヤスポーツで買ったサンプル
(黒に金色のBマークのステッカーが貼ってあった、テリエが最初にフィッシュの紹介をした時に映っていたカラーです)
2本目は新宿のブランニューで買ったレイトモデル
…レイトのフィッシュはソールの剥離が多くてうちのもご多分に漏れず剥離しました(笑)…折れたので処分しました。
3本目は数年前にゲットした割と美品の一本

他にもPHISH…アーティスト「ジムポラック」のアートワークのボード。
普通に絵を買ったら100万ですがボードなら10万以下です(笑)

不人気すぎて今じゃ割とレア(笑)

話は脱線しましたがだいたいBからソールのいいメーカーや木目の板に乗り換えた人はバートンの板を腐しがちです…いや、「貴方バートンで育ったじゃん!」ってツッコミを入れるのも野暮なんで言いませんけど。

・ソールがクソ
→ブラックソールには負けますがメンテも楽だし、別に悪くはない

・スピードが出ない
→先述したスピードで浮力稼ぐ板じゃないので他の板を買ってください。

・デザインがイマイチ(要するに量産グラフィクが嫌い)
→それは価値観の違いです(笑)

だいたいこんな感じですかね。

チャンネルアイランドを一時期所有していた関係でFISHCUITが出たり、3Dになったりといまだに進化しているFISHですが初代のインパクトを超えるものはないと思います。

デザイン的に不人気なので安値安定ですがテリエを語る上で欠かせない一本だと思います…って書くと値段が上がるんで書きたくないのですが(笑)

ま、偉大な一本だと思います。
リブテックにマイクオルソンがいるようにバートンにはJGとテリエがいたんですが…残念ですね。
逆に考えるとテリエの考えるオーセンティックなボードとJGの考えるボードが乗
れるっていう楽しみはありますが…いつK2から出るんだろう。

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