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仕事をスキにさせるのに重要なこと showroom前田さんより Vol.16

せっかく showroomの前田さんが良いこと言ってくれたので

「スキは スキから始まらない」
「出来るから始まる」   


先週 出演させていただいた 日テレ新日本男児と中居での 前田さんのコメントだ。

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男前でクリーンでクレバーな印象の前田さん。それと比べたら 変態丸出しの俺とは まるで正反対だ。 
僻むばかりなんだけど 今回はこの話をちょっと書いてみる。

リモコンを「あいっ!」

うちの7人目の4男は 今は1歳ちょっとで、まだお話もできないし
コケそうなヨチヨチ歩きしかできない。
そんな4男は、俺がリビングで寛いでいると、いつも
どことなく置かれてるテレビのリモコンを持って 
俺の近くに来ては 喋れないなりに 「あい」って 言って渡してきてくれる。
それを 受け取って 俺が大げさな顔でうれしそうに「ありがとぉ~」って言ってあげる。

ちょっとして受け取ったリモコンを 横の台に置くと 
また 四男は そのリモコンを取って 俺に渡してくる。
「あい」、「ありがとぉ~」・・・まぁ~ これが飽きるまで繰り返される。 

いつまでやるんだよ!って内心は思ってるけど、
子供てね (笑)

どう考えても このリモコンを持ってくる行為に面白みなどはない。
面白くないことをやって好きになるはずもない。

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子供は親が喜ぶ顔に スキ を感じる

子供が何かして

親が大げさに表現をして"認めてあげること"
出来たことを"褒められる"から
スキになるんであって、その行為自身に大きな意味なんてないことの方が多いと思う。

初めて ハイハイすることも 初めて立った時も
初めてのひとりトイレも、それを見た親が喜んでくれるからだ。
だからもっとやろうとする。

この場合のスキの正体は「親の喜ぶ顔」なんだと思う。

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社会性を持ち始めた子供たちは
「周りの人たちの反応」が スキ へ繋がる


テストで100点を取った時、サッカーや野球で得点した時、
周りが喜んでくれたり、驚いたりして、認めてくれる。
社会性を持ち始めた子供たちは
他人のこの反応が心地よくて、もっと反応が見たくて
モノゴトをもっとやろうとする。

ここでは「周りの人たちの反応」がスキの正体になる。

スキは結局
モノゴトには ほとんど依存していないのかもしれないね。
その行動が 周りの人たちの喜び や 驚き を作れるか、
それ如何によって 生まれる感情なんだとすれば、
出来るから 好きが始まるってのは言えて妙だな~って思うわけよ。 


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お金を何億も稼げても
もしも1人っきりで誰とも接触しない人生だったら?

話が変わって
お金を沢山稼ぎたい人たちっているじゃんか。
まぁ~ もれず 俺もそうだけどね。

ちょっと想像してほしいけど
何億も糞稼いでる株のデイトレーダーだったとして
一人っきりで 誰とも接触しない無人島に居るだけの人生だったら・・・ 
果たして
デイトレード自体を好きになるのかね?

そう考えたら 何億あろうが、”ただの数字”にしかならんよね。
お金が稼げること、それ自体はもしかしたら
そこまで大きな意味はないんじゃないかなと思う訳よ。

「スキは スキから始まらない」
「出来るから始まる」

自分の出来ることを増やすということは 
関わりある周りの人たちの喜びを作ることだし
モノゴトのスキを増やすということと同意語になる。だから、豊かな人生を作る上では、とっても大事なことなんだろうな~って思う。

子供たちがそうだったように、大人だって きっと同じなんだろうと思う。
大人の場合、その最も 体現できる場が 仕事だということなんだろうね。

仕事というのは「誰かのために役に立つこと」だからね。

出来ないから 面白くない。 面白くないから好きにならない。
当たり前だよね。

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仕事を スキ にさせる事に重要なことは?


俺が良く行く キックボクシングジムのトレーナーは 始めて体験に来た初心者を指導する時、やたらと褒める。キックボクシングを好きになってもらうためだ。 

仕事を好きにさせたかったら、
小さい出来る をいかに作ってあげられるのか更にそれをいかに 賞賛してあげられるか ってのは改めて重要だと 
前田さんに気付かされ、 
俺の妬みひがみ根性を反省した次第であります。


追伸:
キャバ嬢がやたらと褒めてくれるのは 何を好きにさせようとしてるのかな?
それを確かめる余地はないけど、唯一 確かなのは 中年のおじさんとしては まったく嫌な気はしないのだw

                                      

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