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〜白血病になった25歳〜 9.大量の寝汗

翌朝。
連日の早起きのせいか、いつもより早く起きた。そして早々に体温を測って見た。

36.7℃

(あれ?平熱だ)
体調も思いの外悪くなかった。すこし体がだるい程度。

(まぁ休日だし今日はもう少し寝よう)
そしてまた眠りについた。

そして二度寝から目を覚ますと時計は9:00を指していた。
(少し寒気がするな)

もう一回体温を測ってみた。
37.0℃

微熱だった。
(うーん、、、)
思ってるようには熱は下がらないようだ。

もう少し寝てみることにした。
すると今度は飛び起きた。

(え?)
大量の寝汗をかいていた。

一人暮らしの部屋は冬場の隙間風で寒い。そのため寝る時にはヒートテックに厚手のパーカーを着て寝ていた。

だが、この寝汗の量は半端ではなかった。パーカーの外側までもびっしょり。ベッドもしっかり濡れるほどだった。

元々そんなに汗をかかない方だったので尚更驚いた。今までこんなことはなかった。

(コロナにこんな後遺症ってあるんだ?)
(シンプルに着すぎなのか?)

ただ明らかに熱はあった。
体温計は38.5℃をさしていた。

(月曜日仕事行けるのかな)
今思えばそんな心配をしてる場合ではない。

そしてその後、母がコロナの検査キットと救援物資を持ってきてくれた。すぐに検査した。

結果: 陰性

(コロナじゃなくて良かった、、、ただの風邪かな)
(少し様子を見るか)

この時の症状は熱とだるさだけだった。
(熱があるということは体の中で菌が闘ってる?)

とにかく寝て治そうという気にしかならなかった。

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