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超高額な佐藤佑樹の「体の変化の法則」は価格に見合わない情報商材なのか?

お気軽ゆるダイエットアドバイザーのスリム坊主です。

今日は、「痩せる!?太る!?」というキャッチコピーの「体の変化の法則」について話をしてみたいと思います。

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■運営責任者:佐藤佑樹
■所在地:岡山県岡山市中区山崎284ー12 アムラックス2
■電話番号:080-6656-2103
■メールアドレス:leon18181118@gmail.com

かなり強気な値段設定ですので、価格に見合わない情報商材じゃないかを見ていきたいと思います。

ぜひ最後までお読みください。

■体の変化の法則で学べることを分析

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「体の変化の法則」販売ページに目次がのっていましたので、内容を分析してみたいと思います。

口コミや評判等がまったくないのと、中身を読んだわけではないので、推測が中心になることをご容赦ください。

1、太りすぎ痩せすぎの健康被害

・太りすぎ痩せすぎの基準

日本肥満学会の定めた基準ではBMI(体重(kg)÷身長(m)÷身長(m))が18.5未満が「低体重(やせ)」、18.5以上25未満が「普通体重」、25以上が「肥満」とされています。

具体的には身長173cmの人であれば、約55.4~74.8kgの間が標準で、これより軽いと「やせ」、重いと「肥満」ということですね。

・太りすぎの健康被害

糖尿病、高血圧、心筋梗塞、脳血管障害等にかかりやすいと言われています。

細かな病気まではわからなくても、太っていたらダメということは多くの人が理解しているところだと思います。

・痩せすぎの健康被害

暑さ寒さ等の環境変化に弱い、免疫力の低下、骨粗しょう症等にかかりやすいといわれています。

ダイエット系の話をする時は太り過ぎの話をすることが多いですが、痩せすぎにも良くないという話をするのはいいことだと思います。

・改善しなければいけない理由

上に書いたとおり、痩せてても太ってても病気にかかりやすいから改善すべきだと思います。

また、見た目の問題なんかもありますね。

太り過ぎも痩せすぎも良くないので、ダイエットで適正体重にしましょうということになるのでしょう。

2、痩せる太るの法則

・体重の変化の理由

消費カロリーと摂取カロリーのバランスが崩れると、太ったり痩せたりするというところでしょうか。

・基礎代謝

人間が生命維持するために最低限必要なエネルギーである基礎代謝の話をした上で、筋肉量を増やせば基礎代謝が上がるという話につなげるのだと思います。

・ダイエットをする上で運動が大事な理由

運動をして直接カロリー消費する以外に、基礎代謝を上げて何もしない時の消費カロリーを増やすということで重要です。

また、単純に体重を減らすというだけでなく、見た目を引き締めるのにも重要です。

・変化の法則

この書籍のタイトルにもなっているキーワードですが、これだけだと何のことかは不明です。

もしかしたら、単純に消費カロリーと摂取カロリーのバランスの話をしているだけかもしれません。

3、食事制限

・PFCバランス

「PFC」とは、エネルギーを産生する3栄養素である、たんぱく質(Protein)、脂質(Fat)、炭水化物(Carbohydrate)の頭文字をとった言葉で、これらのエネルギー比率のこと「PFCバランス」といいます。

ちなみに各成分が生み出すエネルギー量は、たんぱく質が4kcal/g、脂質が9kcal/g、炭水化物が4kcal/gとなっています。

厚生労働省が提示している目標としてのエネルギー比率は下記のようになります。

たんぱく質:13~20%
脂質:20~30%
炭水化物:50~65%

たぶん、この話がそのままのっていると思います。

・痩せるための食事

炭水化物(糖質)を減らすという話になると思います。

・太るための食事(筋肉つけた方、身体大きくしたい方)

筋肉をつけるのならたんぱく質、単に太るだけなら炭水化物を増やすという話になってくると思います。

・ケトジェニックダイエット

ケトジェニックダイエットとは糖質制限ダイエットの一種です。

一般的に、私たちの身体は糖質をエネルギー源としてしますが、糖質を制限すると、糖質の代わりに体内の脂肪をエネルギーとして使用されます。

この時に生成されるのが「ケトン体」と呼ばれるものです。

ケトジェニックダイエットでは、PFCバランスで炭水化物の比率を10%以下にするということがよく言われていますので、本書でもそういう話になると思われます。

・間食

ケトジェニックダイエットするにあたっての間食の話だと思いますので、甘いものやスナック菓子等ではなく、ナッツ類やチーズ等を食べましょうという話だと思います。

・お酒と付き合い方

間食と同じく糖質を多く含むアルコールは避けましょうという話だと思いますので、焼酎やウイスキー等の蒸留酒にしましょうということだと思います。

4、筋力トレーニング

・筋トレの考え方

まずは回数よりはフォームを意識するとか、毎日同じ部位をトレーニングするよりは、数日置きにトレーニングした方がより筋肉が強くなるとかいう話でしょうか。

・お家で始めれる自重トレーニング

一般的な腹筋、腕立て、スクワット等の筋トレが紹介されているのだと思います。

懸念点は写真やイラストによって、トレーニングの内容を視覚的に分かるようにしているかというところです。

正直、筋トレ内容が文章だけで書かれているのであれば、間違ったフォームになってしまう可能性があるので、あまり意味はないと思います。

・本格的なトレーニング(無酸素)

無酸素で本格的というとダンベルを使ったトレーニングとかジムでのトレーニングでしょうか。

本格的な筋トレとなると怪我をしたりする可能性もあるので、PDFの内容だけでちゃんと伝えきれるのか心配です。

・ダイエット(有酸素)

ランニングや自転車等が比較的手軽な有酸素運動になると思います。

脂肪が燃えやすい心拍数の話ぐらいは記載されているかと思います。

5、まとめ

・まとめ(1~4)

単純に今までのまとめということでしょう。

・体の変化に必要なもの

ここまでの話を考えると、食事と運動が体に変化を与えるということではないかと思います。

・男性へ向けたアドバイス

お酒の飲みすぎに注意とかでしょうか?

あいまい過ぎて想像がつかないです。

・女性へ向けたアドバイス

甘いものを食べすぎないようにとかでしょうか?

こちらも内容が想像できません。

・なぜリバウンドするのか?

摂取カロリーを減らし過ぎると、体が省エネモードになってしまい、消費カロリーが減ってしまうということが主な原因ですね。

過去にリバウンドに関する記事を作成していますので、よかったらご覧ください。

・ダイエットが続かない理由

おそらくモチベーション維持が難しいけど、ケトジェニックダイエットなら早めに結果がでてくるのでモチベーションが続きやすいといった話になるのではないかと思います。

・2ヶ月で8㎏痩せて2年キープしている方法

販売ページに書いていましたが、8kg痩せた方法はケトジェニックダイエットのようです。

あとでも書きますが、このぐらいの体重であればキープ自体は特に難しい話ではないです。

・最後に

締めの一言といった感じでしょうか。

■体の変化の法則の作者の実績

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体の変化の法則の内容を推測を交えて紹介しましたので、今度は作者の方の実績を見てみようと思います。

作者は現在32歳で、173cm72kgとのことです。

高校時代は48kgで、社会人になって生活の乱れから90kgまで太ったそうです。

その後、筋トレで80kgまで落とし、筋トレを止めたあとはケトジェニックダイエットで72kgまで落としたとのことです。

18kg落としたのはかなりの実績だといえます。

ただ、72kgで止まっているのが少し気になります。

BMIの話で書いたように173cmの場合、74.8kgから肥満になってきますので、72kgというのはぎりぎり標準の範囲です。

筋肉量や体脂肪の量にもよっては、BMIだけで判断しない方がいいですが、筋肉量が多いとか体脂肪が少ないとかの話は特に見当たりませんでした。

また、筋トレは止めて食事制限のみで72kgになったと書いているので、おそらくそれほどの筋肉量はないと思いますので、BMIのみで判断していきます。

本人は72kgがしっくりくる体重と言っていますが、せめてBMI22の65.8kgぐらいまで落とした上で、キープできていると言ってほしいと感じました。

失礼な言い方になりますが、173cmで72kgという体重をキープするのは、私の体験から考えると全然難しいこととは思えませんので、実績としては弱いです。

■体の変化の法則の価格は高すぎる

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体の変化の法則の価格は50,000円です。

PDF116ページのみでサポート等はつかないようです。

はっきり言って高すぎます。

なぜこんな超強気な値段設定にしたのか疑問です。

以前、「巣ごもりダイエット」という商品を紹介して、4,980円は高すぎると書きましたが、比べ物にならないくらい高いです。

「巣ごもりダイエット」については、価格のほとんどが再販権と考えれば、高すぎるとはいえ、まだ理解ができる値段設定です。

市販されているダイエット系の書籍は1,000~2,000円程度ですので、サポートも何もなくてこの価格帯より高いものは買う価値がないと思います。

ダイエットに50,000円払うのであれば、オンラインパーソナルトレーニングにお金を使う方がいいです。

安いところですと、6か月分で55,800円ですし、結果も出やすいと思います。

■まとめ

今日は、「超高額な佐藤佑樹の「体の変化の法則」は価格に見合わない情報商材なのか?」という話をしましたが、いかがだったでしょうか?

内容としては、ケトジェニックダイエットをしつつ、筋トレを組み合わせるというものだと思いますので、詐欺や嘘の情報商材とは言いません。

しかし、50,000円の価値があるとは思えませんので、失礼ながら価格に見合わない商品だと言わせていただきます。

ストレスを貯めず、長く続けられるダイエット方法をブログでも発信していますので、よかったら「スリム坊主 ゆるダイエット」で検索していただければと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

スリム坊主でした。

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