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🎬『バジーノイズ』

全5巻の原作漫画の前半の空気感は凄く好きなのだけれど、後半はハマらなくなってしまった作品。
映画も、なんとゆーか…全く同じ感想。前半のテイストはメチャメチャ好き(あくまでストーリーライン的な意味です)
その中でも“清澄”と“潮”の関係性を画として描ききれなかったのは、アイドルキャスティングの限界なのかな。
このあたり、後半での(ふたりが惹き合う)ドライブ感が強くなりきらない原因のひとつのような気がする。

音楽漫画の映画化には『BECK』『NANA』『BLUE GIANT』など色々あって…オリジナル曲がキャストイメージと共にハマりにハマった🎬『NANA』、どうなるかドキドキしていたけれど上原ひろみさんの監修が(個人的には)刺さった🎬『BLUE GIANT』、音を出さずに演出し切った🎬『BECK』…それぞれ、音の表現は映画化にあたっての肝だけに、苦労したんだろうなぁと想像した。

『バジーノイズ』の音は、なるほど原作でのイメージに合っていると思いつつ…他にどんなパターンがあっただろう?と考えたりも。

あと、途中、ココって下北沢の「三日月ロック」?と思ったシーンがあったのだけれど…“撮影協力”にクレジットされていたから、やっぱりそうだったのかな。

ヒロインを演じていた桜田ひよりさん、どんどん良い女優さんになっていきますね。
※半年くらい前にインタビューさせて頂きました(『バジーノイズ』の話はありません)

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