アーティゾン美術館
アーティゾン美術館で開催中の『ブランクーシ 本質を象る』を観ました。
コンスタンティン・ブランクーシを特集した企画展。
早く観たいなーと思いつつ、ようやく。
造形に心を動かされるのはもちろん、“仏師は(仏を彫るのではなく)木から、そこにいる仏を掬い上げる”というような言葉を思い起こさせる石彫の「接吻」
キュビズムやミニマリズムまで、勝手に夢想してしまう…これらの作品。
ステキな企画展でした。
各作品のキャプションを紙のリストで見ながら…というのは初めての経験でしたが、会場照明やディスプレイの順番なんかを考えると、やっぱり作品の近くに添えてある方が見やすいかも…と。
(逆に大混雑している展覧会などでは有効なのかもですが…)
同時に開催しているコレクション展もロダン、モネ、ルノワールからブラック、ポロックに至るまで、丸っと著名作品ばかりで、見応えありな感じです。
観終えた後は、せっかくだから日本橋Takashimayaで遅めのランチでも食べてみようと、レストラン階へ行ってみたのですが「つばめグリル」「浅草今半」などをはじめ、どこもかしこも単品3,000円レベル💦
これは物価高故なのか、単にデパートレストラン価格なのか…どちらにしても厳しいな、と。
地下階へ行き、ギリ入れそうな「グリル満天星」系列のレストランへ。
海老と帆立のクリームカレー。
パッと見、ゴハンも少なめなこの量で…1,600円。やっぱ高い…でも味は美味しかったです。
<閑話休題>
修士論文執筆時にもお世話になった佐々木秀彦さんによる、平田オリザさんとの対談イベントのアーカイブを視聴。
佐々木さんの御著書の📖『文化的コモンズ 文化施設がつくる交響圏』は、まだ読んでいる途中なのですが(もの凄い厚さ!)
平田オリザさんによる、アクティヴィストかくあるべきというような現実に即した話が沢山あり、幾度か平田オリザさん無双になる場面も(^^!
とても面白かったです。
…にしても、ボクもこれくらい分厚い本を、いつか書いてみたいな。