見出し画像

パラノマサイト FILE23 本所七不思議 #23 親子

どうも、しゅのです。
前回、ボスたちは捜索に向かうところで終わりました。一方その頃マダムたちは…。

弓岡たちと別れたあと、そのままマダムのおうちに帰ってきたようです。

根島の事件がニュースになってます。約子ちゃんたちもこれを見たのかな。

「話を聞いてみようか。」?
マダム以外に誰かいる?くるりと辺りを見回すと…。

!!?

うおおおお渦中の人物!!!!なんでここにいるんだ。

にこやか〜

マダムに同感です。話をすると灯野はあっさり自分が呪主だと教えてくれました。

「津軽の太鼓」の呪主

積極的に呪いを使う人間がいなかったため、自分で滓魂を集めるしかないと思ったのだそう…。もちろん根島を呪いで殺したのも彼女。

ボスのことは快く思っていないようです。ボスの気持ちは届いていないのね…。不器用そうだもんなあ。そして、実の親ではないということもとっくに気づいていたとのこと。

と、色々と話をしていたら急に…。

さらっと怖いこと言ってきた…!会話で呪いの条件踏むかもってこと!?マダムが呪主というのもバレているし…。

根島の呪詛珠に溜まっていた分+呪主である根島を呪い殺したことで、滓魂はかなり溜まっており、あと呪主一人分があれば100パーセントになるのだそう。

マダム…!

この女たちこわい!!

目的はやっぱり北斎の復活…

会話に「呪詛行使」コマンドが出るようになりました。これがこのゲームの醍醐味…!灯野はタバコを吸うらしく、ライターを持っている可能性は高いです。

じっと様子を伺っている探偵

というか会話の選択肢がなくなって、呪詛行使するしかなくなってしまいました。ええい、ままよ!呪詛行使!

!?

うわ、バレてる。

マダムの会話で察し、持っていたライターをこっそり足元に捨てたらしい…。なんという勘の良さ。

灯野「さて、手の内がバレたのでもう、打つ手はないと思います。」

発言がこわいのよ

灯野「蘇りの秘術、もう諦めたらどうです?わたしは北斎先生が蘇るなら死んでもいいんですけど、おばさまはダメでしょう?」

ぶっ飛び倫理観の灯野ちゃん、なんとここでド正論パンチ。確かに、小学生の子ひとりで生きていくことは難しい。息子が蘇るなら自分の命は要らないと言っていたマダムですが、本当は息子と一緒に生きるのが願いでしょう。

探偵も諭します。

探偵「マダム、誘拐事件の犯人は判明した。あとは時間をかけて、自分の気持ちと折り合いをつけていくべきだ。」

探偵「…マダム、呪詛珠を呪主に譲渡すれば自身は呪主ではなくなる。…命を狙われることはなくなる。あやめ君は見逃してくれようとしているようだ。」

ここにきてマダムにとっての究極の選択。個人的には渡したくないんだけど、ここで渡さなかったらあの女…躊躇なく呪い使うよね……間違いない……。

マダムは素直に渡すことにしました。

呪詛珠を受け取った灯野は、火種か〜使えるかな〜♪とうきうきわくわく。怖いって。

灯野「あ、電話を貸してもらってもいいですか?」

マダム「いいけど、どこにかけるつもり…?」

待ってよ…ボス呼び出すってこと?とんでもないな…。ボス、お願い、この娘っこを説得して…

ボスは娘に呼び出され、隅田川に来ていました。直接会うのは3年ぶりらしい。灯野は「ひとりで来い」と指示していたようです。

こっそり襟尾くんたちもいた!よかった…ちょっと安心。

たくさん質問できる…

呪詛珠のことを聞くと、隠す気もないようで、3つ持っていると答えてくれました。

これ以上罪を重ねる前に、手放してくれやとボスが諭しますが…その気はいっさいないようです。

灯野「べらべら喋ってるけど、条件を満たしたらすぐ使うからね。」

こいつ…!育ててもらった恩とかないんか???

ボスとしては、ひき逃げ事件のことについても聞きたいことがたくさんありますが、今はお守りについて尋ねましょう。

ボス「お前が現場から持って行ったのか?」

灯野「…これのこと?」

灯野「現場に落ちてたの拾っちゃって…指紋が付いたから持ってきちゃった。」

ボス「…それだけか?本当にそれだけの理由なんだな?」

灯野「え…なにそれ…。そんな特別なものなの?これ…。」

ボス「ああ…必要なものなんだ。渡してもらっていいか?…今発生している七不思議の呪いを解くために必要なんだ。」

ボス!娘が黒幕じゃないのに安心したのか、言わなくていいことまで喋ってる!!黙ってて!!

灯野「え、じゃあこれ渡したら秘術が使えなくなっちゃうの?それじゃやだよ。渡せない。」

ボス「しまった…。」

ほら見てよこの3人の顔

もうひとつ、ボスが娘に会ったら聞きたかったこと。根島のことです。

ボス「根島のヤツ…何も言ってこなかったか?お前に。」

灯野「…別に。」


色々と会話をしますが、灯野の気持ちは全く変わりません。呪いでボスを殺して、秘術を使いたいという気持ちだけ。こんな悲しいことってある?

灯野「そっちの話は…もういいよね?わたしの話も聞いてもらえる?」

ボス「…なんだ?」

灯野「わたしにさ…。」

うわ!選択肢出てきた。実の子かどうかを伝えるってことでしょう?ここは「ある」を選ぼう。ウソつくとろくなことにならないからこのゲーム…。

ボス「そりゃまあ…こんだけ生きてりゃ隠し事のひとつやふたつあるだろ。」

ボス!ちがう!はぐらかす場面じゃないよ!

え、何急に…。

灯野「これね、わたしに対しての隠し事がバレた相手を叩き殺す…というもので。」

灯野「その上で、もう一度聞いてもいい?」

ボス「だったら俺も…その前にひとつ言っておくが。」

ボス「俺に対してウソをついたら…そのタイミングで呪詛を行使できる。」

ボス「人の親として、子どもを止めるには致し方ねえ。」


親子で呪いで牽制し合うってどうなのよ…。

灯野「じゃあ…聞くけど。隠したら…今度こそ本当に死ぬからね。わたしさ…」

ボス「……。」

灯野「本当の親が誰なのか言えないから…ずっと隠してるんだよね?」

ボス「……。」

灯野「…黙ってるのは卑怯じゃない?まあ、あなたに都合悪いから言えるわけないよね…。だって…わたしの本当の親は…さっきの…。」

ボス「あやめッ!!」

ボス「言いてえことはそれだけか?」

ボ、ボスー!!かっこいい…!あまりの漢っぷりに痺れます。…が、それはそれとして呪いは?大丈夫なの!?

えっこいつまじで呪い行使したの?

ちょっとミヲちゃん!助けて!何のために3人もいるの!

今まででいちばんゾッとしたセリフかも…。殴られる音とボスの苦しげな声が何度も響き……そして、止みました。

ボス?ボス生きてる!?

ボ、ボスーーーー!!!!!

ボス「根島のヤロウに何吹き込まれたか知らねえがよ…お前は篠じゃねえ。蘆乃なんかでもねえ…。」

灯野「…。なに…それ…。馬鹿じゃないの…?真実がそうじゃないってことは呪いが証明してるんだけど。」

ボス「確かによ、一緒に遊んだ思い出は少ねえかもしれねえ。家のことは任せっきりで…ほぼ何もしてなかったけどよ。それでも…仕事中でも、どんなキツい現場にいてもよ…。」

灯野「…なに言ってるの?今さら……。」

ボス「だから最後によ。そっちもひとつだけ、正直に教えてくれや。ここでウソついたら…道連れだぜ。」

ボス「秘術のために…今回の七不思議の呪いを呼び起こした黒幕ってのは…。」

灯野「…う……うん。そんなことできないし…。」

ボス「白石美智代のお守りを拾ったのも…ただの偶然だよな?」

灯野「…なんなのそれ。さっきそう言ったじゃん。」

ボス「俺をいくら嫌ってもいい。無茶な願いを持つのもいい。ただ…人の道だけは踏み外してくれるなよ。お前も…今回の呪いの被害者なんだ。」

灯野「……。」

ボス「ひき逃げの件と呪詛行使したぶんは…まだちゃんと償える。逃げんなよ。お前なら絶対やり直せる。」

え、ボス?やだやだ!死なないで!

何がおとうさんじゃボケーー!お前が殺したんじゃーーー!!!

……どんどん人が死ぬゲーム(言い方)とはいえ、ボスが亡くなるとは正直思っていなかったので衝撃でした…。

もうボスと襟尾くんの掛け合い聞けないのか…残念だなあ……。ボスは身を挺してみんなを守ってくれたのね……。






余談なんですがこのゲーム、「パラノマサイト FILE23 本所七不思議」というタイトルなので、この記事も#23でちょうど終わればいいな〜くらいに思ってたんですが……まだまだ終わりません。

#24につづく

いいなと思ったら応援しよう!